時雨沢恵一「キノの旅」10巻4話「電柱の国」のネタバレ解説

とある小さくて平らな国に、キノとエルメスがいました。

道を歩く人にお茶とお菓子に誘われ、その人の家に行く途中、
その先は危ないと言われました。

地面ギリギリのところに、太い線が張ってあり、
線は家の中に延びていました。

これは家々を繋ぐために張られている電線で、
それに触れてしまうと感電して、
ひょっとしたら死んでしまうのでいつも注意が必要だと言われました。

しかし、家の先に高い柱、電柱がありました。

何年も前に、旅人に教わった知識なのだそうです。

地面に張られている電線があるので気をつけてくださいねと言ったら、
それならば、電柱を立てればいいよ、電線と電線の間に、
と言われたのだそうです。

その国の人達は電線と電線の間に柱を立て、
柱にさえ気をつけていれば、
“ああ、電柱があるから電線があるんだな”とすぐに分かり、
感電する人がとても減ったのだそうです。

キノとエルメスが出国して、数日経った後、
その国の人は、「私達が羽虫を信仰の対象として大切にしていて、
だから羽虫を食べる鳥を忌み嫌っていること、
だから鳥が留まらないように電線は空中に張れないし、
農地以外で草地を掘るのも禁止だから地中に張っているのに、
そのことを言うのを忘れた! と大声で叫びました。

電柱の話を聞いて、きっと私達のことを馬.鹿だと思っているよ!
とその人は言いましたが、別の人が、
気にするな、さ、祈りの時間だ、偉大なる羽虫様羽虫様、
どうか私達に恵みをもたらしてください、と言ったのでした。


というあらすじなのですが、電線を空中に張ったり、
地中に埋めたりできない理由を訊いても、
やっぱり馬.鹿だと思ったと思いますよ……。

だって理由があまりにも、ね。

ちなみに、しまうましたがこの国の住人だったら、
電線を専用の排水管のようなもので覆って解決していたと思います。                  スポンサードリンク

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