星新一「健康の販売員」のネタバレ解説

主人公は、かつてはSF作家を志していましたが、
諦めて薬売りに転向しました。

訪問先の家の前で肩のロボット・キツツキが
「ギャラクシー製薬からまいりました」
と、わめきたて、この家の主婦が応対に出ました。

キツツキが肩から飛び下りて、
主婦の息子のおし.りにくちばしを筋肉深くつきさしました。

くちばしは精巧な電気メスになっているので、
血も出なければ、もちろん痛くもありません。

おし.りの筋肉内から小さなカプセルが取り出され、
キツツキが測定をしました。

このカプセルのなかには濃度の高い栄養剤がつめこまれていて、
これを筋肉内に埋めておけば、人体は必要に応じて、
そこから不足した栄養を取り出し、消費します。

主人公は定期的に各家庭を訪問し、その消費されたぶんを補給し、
代金を集めてまわるのが主な仕事でした。

キツツキは補給し終えたカプセルを子供のおし.りに埋め、
主婦にも同じようにしました。

腕時計用注射装置の記録装置を調べ、
時どきは検査にお出しにならないと、と主人公は言いました。

健康と生活の薬のほかに、趣味の薬のカタログを主婦に見せます。

あらゆる感覚と、判断力をいっせいに敏感にする、
テレパシー剤に主婦は興味を持ちました。
夫の浮気を疑っている主婦に、主人公はその薬を勧め、購入させました。

主人公はその家を出ると、「主婦の夫の勤め先に連絡し、
すぐさまテレパシー防止薬を売りつけました。


というあらすじなのですが、主人公は商売が上手いですね。

ところで、SF作家を志していたのに薬売りになった、
という主人公のプロフィールは、
製薬会社の社長をやめてSF作家になった星新一さんとは、真逆ですね。
興味深いです。                  スポンサードリンク

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