星新一「無重力犯罪」のネタバレ解説

広い空港で宇宙船が発射されるのを、
人びとが見まもっていましたが、
そのなかに、いつまでも立ち去ろうとせず、
空を見上げて薄気味わるい笑いを浮かべている男がいました。

不審に思った警官がその男に呼びかけると、
男は、宇宙船に乗っていた探検隊員の連中が、
焼け死んだとしても、わたしをつかまえることなどできませんよ、
と言いました。

警官は男を警察に連行し、取り調べをします。

男もあの宇宙船に乗りたくて志願したのに、
人選でまっ先にはねられ、面白くないからやったのだと言いました。

荷物室にある書類箱に、無重力になると押えてあるおもりがバネじかけで、
しぜんにはなれ、火がつくようなライターをかくした、と男は言いました。

乗務員室のほうの連中が気づいた時には火の海になっている、
証拠は宇宙に飛び散ってしまうから有罪にはできない、
と男は言いましたが、「無電で宇宙船と連絡がつき、
証拠物件が手に入った、と刑事は言いました。

無重力ではすべての物の重さがなくなります。
空気も重さがなくなり、温められた空気と冷たい空気の重さも同じで、
対流が起こらないため、せっかくついたライターの火も、
まわりの酸素を使ってしまうと、それ以上は燃えることができず、
すぐ消えてしまったのでした。


というあらすじなのですが、男が人選でまっ先にはねられるのは、
当然ですねー。

こんな性格の人物が狭い宇宙船の中で他の隊員と強調できるわけがないですし、
無重力についても無知なのですから。                  スポンサードリンク

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