星新一「思索販売業」のネタバレ解説

主人公の「私」は、セールスマンです。

主人公は郊外の一軒家を訪れ、玄関のベルを押します。

出てきた主婦に名刺を差し出し、他のセールスマンの悪口を言います。

主人公は郵便受けがダイレクトメールいっぱいなのを見て、
非常識なダイレクトメールに目を通したり、
整理したりするひまがあるなら、詩集でも読むか、
静かな思索にふけったほうが、よっぽど人間らしい生活です、
と主婦にアドバイスします。

ダイレクトメールと個人用の通信を自動で分類し、
ダイレクトメールだけをごみ箱に捨ててくれる装置を、
主人公は主婦に売りつけました。

その数日後、再び主人公は主婦の家を訪れ、
セールスマンだけを追いかえすよう訓練された犬を売りつけました。

さらにその数日後、再び主人公は主婦の家を訪れ、
セールスマンが押すと、他の客とは違う音をたてるブザーを紹介します。
簡単なうそ発見器がついていて、触れた指から売込みの心を察知するのです。

さらにしつこく一定時間以上ブザーを押し続けると、
顔のあたりへむけて、水が吹き出すようにもなっています。

主人公はそのブザーを売ることに成功しました。

主人公が休日に家でくつろいでいると、
他のセールスマンがやってきました。

そのセールスマンは、
ごみ箱への直行をまぬかれるためのダイレクトメール用封筒、
犬に吹きつけるための麻酔薬を入れた噴霧器、
うそ発見器のついたブザーを無効化する手袋などを、
主人公に紹介しました。

主人公の繁栄も、これで終わりです。

そのセールスマンの妻は、「しばらく前からひまを持てあまして、
さかんに思索にふけり、そんな発明を完成させたのだ、
とセールスマンは言いました。


というあらすじなのですが、そのセールスマンの妻は、
主人公がダイレクトメール分類装置や犬やブザーを
売りつけた相手だったのでしょう。

主人公がやったことが裏目に出てしまったのですね。                  スポンサードリンク

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