星新一「雨」のネタバレ解説

紀元3000年ごろから氷河期が始まり、
紀元4000年には見わたす限り青白い氷河におおわれ、
主人公もその妻も餓えていました。

庶民の主人公たちが食べられるものは、
人工太陽で細々と作ったクロレラや深海魚ばかりです。

クロレラというのは淡水性単細胞緑藻類のことで、
真水で育てることができる藻のことです。

今は健康食品として食べている人もいますが、
主食にはしたくないですね。

そこで主人公は、タイムマシンを作って、
過去に食料を取りに行くことにしました。

これで1億5000年前にタイムスリップすることができます。
行ける時代はそれで固定されており、微調整は難しいです。

主人公と妻はタイムマシンに乗り、
オリでつののある恐竜を捕まえました。

しかし、再び紀元4000年に戻る途中、
「恐竜がオリの中でお○っこをしてしまいます。
主人公は床の排水装置で機外に捨ててしまいました。

一方、紀元2000年ごろに、レストランから出てきた男女が、
雲もないのに雨が降っているのを見て、
虹が出てロマンチックだと言い、寄り添いながら歩きはじめました。

というあらすじなのですが、「紀元2000年ごろの男女は、
恐竜のお○っこを見てロマンチックだと言っていた、というオチです。


シンプルなタイトルと、2000年後の未来と、
1億5000年前の時代、という壮大な組み合わせからの、
このしょうもないオチですw

くだらないですねwww

ところで、冒頭の設定を見て、
「何で氷河期の未来設定?」と思った人もいるのではないでしょうか。

今でこそ、「地球温暖化でこれからどんどん暑くなる」
と言われ続けていますが、実は、
1940年代から1970年代の前半くらいまでは、逆に、
「地球寒冷化でこれからどんどん寒くなる」と言われていたのです。
このショート・ショートもその時期に書かれたので、
未来予想図は氷河期だったのでしょう。

それが180度方向転換して1980年代からは
地球温暖化を叫ぶようになり、今はまたさらに180度方向転換して、
「やっぱり地球は寒冷化している」と主張する人が増えてきています。

もう滅茶苦茶ですねw                  スポンサードリンク

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