時雨沢恵一「キノの旅」19巻5話「戦えない国」のネタバレ解説

キノとエルメスは、何日も土砂降りの雨に降られた後、
ある小国に辿り着きました。

滞在2日目、キノとエルメスは王様に謁見します。

その国の周囲には国が5つもありますが、
6ヶ国とも仲は悪いです。

しかし、どの国も戦争をすることができませんでした。

なぜなら、「災厄の白い魚」と呼ばれる巨大な飛行船が、
203年前から6つの国を見張っているからです。

国同士が戦争を始めたら、
飛行船が武力による懲罰を科すのだそうです。

6つの国の科学水準は低いので、
到底飛行船に勝てそうにはありませんでした。

しかし王様は、1つの仮説を立てました。
あの飛行船が実はもう、飛ぶ以外の機能を持っていないという仮説です。

飛行船は6日に一度、巨大な湖に着水します。
そのときに、キノに飛行船を偵察してほしいと王様は命令しました。
命令に逆らったら、税金としてエルメスを没収すると言い、
仕方なくキノは偵察に行きました。

入国3日目の朝、キノは出国し、2日かけて湖に到着しました。

キノはボートに乗って飛行船に近づいていきます。

ここで回想があります。
エルメスによると、あの飛行船は太陽電池パネルを利用して
半永久的に飛ぶことができるのだそうです。

しかし、食べ物の補給ができないので、人間は乗っていないはずです。

キノが飛行船に到着すると、機械が応答しました。

そして王様のところに戻ったキノは、
203年前の脅しは有効だと嘘をつきました。

しかし、実は王様もそれが嘘だということは知っていました。

この飛行船は、単なる天気予報システムだったのです。
6つの国の王様はそのことを知っていましたが、
戦争をしない口実を民衆に与えるため、
口裏を合わせて、戦争をしてはいけないと脅されている、
ということにしていたのでした。

ちなみに、キノが本当のことを話していたら殺されていました。

最後に、飛行船がキノとエルメスに話しかけてきます。
天気予報をしてもらったところ、キノ達が進む先の天気は、
晴れとのことでした。


というあらすじなのですが、何だかなあ、という感じの話ですね。

一見すると6つの国の王様は平和主義者のようですが、
旅人は平気で殺していますから、
結局大事なのはあくまでも自分の国とその住人だけなんですよね。                  スポンサードリンク

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