貴志祐介「狐火の家」第2話「黒い牙」のネタバレ解説

青砥純子のところへ、古溝俊樹という男が相談をしにきました。

古溝は、桑島という男と生前、
桑島が死んだら桑島のペットを自分に譲ってもらう、
という約束をしていたのだそうです。

ところが、桑島の妻は、そのペットを桑島に譲るどころか、
餌もやらずに処分しようとしており、
それを純子に何とかしてほしいというのが依頼内容でした。

純子は、そのペットを猫だと思い、それは虐待になる可能性があると言いました。

すると、純子は古溝に、
強引に桑島がペット専用に借りていたアパートへ連れて行かれました。

桑島の妻の美香は、納得がいかない様子でしたが、
ひとまずアパートへ入れてくれました。

そこで純子は、実はその桑島の遺したペットというのが
猫ではなく蜘蛛であったことを知りました。

純子は元々蜘蛛が大嫌いなのに、
よりによって蜘蛛の事件に関わることになってしまったわけですw
しかも、虐待になると言ってしまったので、
下手をすれば弁護士としての地位も危うくなるという、二重のピンチですw

その部屋で純子は、
桑島がペットのクロドクシボグモという最悪の毒蜘蛛に噛まれて亡くなった、
という話を聞きました。

しかし純子はその話に違和感を覚え、榎本径に電話で相談しました。
榎本と会話するうちに、桑島は罠にはめられて殺されたのではないか、
と純子は確信していきます。

そして色んな仮説を組み立てていき、これだという推理に到達します。

美香は、害の少ないタランチュラの中身をはぎ取り、
その中に危険なクロドクシボグモを入れていたのでした。

桑島は、そのタランチュラの着ぐるみを着たクロドクシボグモに噛まれてしまいますが、
タランチュラはさほど危険ではないという認識が桑島の中にはあったため、
処置が遅れ、桑島は死亡してしまったのでした。


というあらすじなのですが、
よくこんなとんでもないトリックを思いつくよなあ、と感心してしまいます。

貴志さんが生き物が好きだということは有名ですが、
それを差し引いても、凄いトリックだと思います。

それにしても、この話くらいから、
純子の天然っぷりに拍車がかかったような気がしますw

弁護士というのは事実関係の確認が大事な仕事なのに、
あんな勘違いをしちゃうなんてw                  スポンサードリンク

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