渡航「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」1巻⑦「たまにラブコメの神様はいいことをする。」のネタバレ解説

から引き続き、比企谷たちは昼休みにテニスの練習をしていました。

と言っても、実際に練習しているのは戸塚だけで、
比企谷は蟻の観察をしているし、材木座は必殺魔球の開発とかしていましたが。

雪ノ下の指示で由比ヶ浜さんがボールを投げ、
それを戸塚がラケットで打ち返すという練習をしていたところ、
戸塚がすっ転び膝をすりむいてしまいます。

それを見ていた雪ノ下は戸塚に、まだやるつもりなのかと訊き、
戸塚が肯定したところ、雪ノ下はどこかへ行ってしまいました。

と、そこへ、由比ヶ浜さんを覗いた葉山グループの連中がやってきます。

その中の三浦優美子が、「あーしらもここで遊んでいい?」
と戸塚に訊き、一気に雲行きが怪しくなります。

戸塚は必死に断ろうとするのですが、三浦は聞く耳を持ちません。

比企谷は、
「そんないろいろと持っていて優れているお前が、
何も持っていない俺からさらにテニスコートまで奪う気なの?」
と卑屈な方法で戸塚を守ろうとするのですが、葉山は、
「部外者同士で勝負。勝ったほうが今後昼休みにテニスコートを使えるってことで。
もちろん、戸塚の練習にも付き合う。強い奴と練習したほうが戸塚のためにもなるし」
と返してきました。

……いやいやいや、戸塚はあくまでも「比企谷たちと」練習したいと言ってるのに、
戸塚の気持ちを無視するとかどうなんだよ、と思います。
しかも、部外者同士の勝負なんかしていたら、その間、戸塚は練習できませんし。

が、噂を聞きつけた200人以上もの観客がテニスコートに押し寄せ、
しかもその殆どが葉山を応援しているというアウェーの中での勝負が始まろうとします。

三浦が自分もテニスしたいと言うので、男女混合ダブルスの試合になることになりました。
これは女子から嫌われている比企谷には不利です。

が、由比ヶ浜さんが、自分がやると言い出しました。
まともにテニスをしたこともないのに、「女王」である三浦に楯突くなんて、
由比ヶ浜さんいい人すぎます。

こうして勝負が始まりましたが、
三浦は中学のとき女子テニス部で県選抜に選ばれたこともある持ち主であり、
一方、比企谷も戸塚から勧誘されただけあってそれなりに実力があるため、
何とか善戦していました。

が、由比ヶ浜さんがダメダメすぎて、
由比ヶ浜さんを集中攻撃され始めると点数差が開いていきました。
「あたしじゃ付き合いきれないかな……」
と由比ヶ浜さんは言うと、急にテニスコートを出て行ってしまいました。

1人取り残された比企谷は、途方に暮れます。
しかし、由比ヶ浜は雪ノ下を連れてきたのでした。
実は雪ノ下は怪我をした戸塚のために救急セットを取りに行っていたのでした。
……いや、救急セットを取りに行くのにどれだけ時間をかけてるんだよ、
と思わないこともありませんが。

雪ノ下は気乗りしない様子でしたが、
「だって、こんなの頼める友達、ゆきのんだけなんだもん」
と由比ヶ浜さんが言うと、友達という言葉に過剰反応しました。
雪ノ下、友達いませんでしたからね。

雪ノ下は由比ヶ浜さんにデレつつ、比企谷とペアを組んで勝負に出ました。

雪ノ下は非常に強く、三浦&葉山ペアを圧倒していましたが、
ここで、「雪ノ下は致命的なまでに体力がないことが判明します。
というのも、雪ノ下は昔から何でもできていたため、継続して何かをやったことがない、
つまり努力をしたことがないため、体力がついてないんですよね。

三浦は調子に乗り、葉山はそれを収めようと、
あんまマジになんないでさ、楽しかったってことで引き分けにしない?
と提案するのですが、負けず嫌いな雪ノ下がそれを認めるはずがありません。

『この男が試合を決めるから、おとなしく敗北しなさい』
と雪ノ下は宣言します。

比企谷がサーブをする番ですが、比企谷はゆるやかで力のない、
ふわふわとしたサーブを打ちました。
これは普通なら相手にとってチャンスだったのですが、
毎日、昼下がりの総武高校付近でのみ発生する特殊な潮風が吹き、
ふわふわと浮いているボールはその風に操られて特殊な軌道を描き、
三浦も葉山もボールに触れることすらできませんでした。

比企谷は葉山に、小さい頃何人で野球をやっていたのかと尋ねます。
葉山は野球は18人揃わないとできないだろ、と返すのですが、比企谷は、
『だよな。……でもな、俺は一人でよくやってたぜ』
と言いました。
次のサーブで比企谷は、ボールを殆ど真上に向けて打ちました。
アニメだとこの辺の流れが分かりにくかったのですが、要するに、
1人で野球をやる場合は超極大のキャッチャーフライが一番長い間遊べるのだそうです。

そしてその空に舞い上がった球は、凄い速度で落下して来ます。
バウンドした球は金属のフェンスの方へ向かうのですが、
それを追いかけた三浦がフェンスに激突しそうになります。
それを見た葉山はラケットを投げ出し、自分の身を挺して三浦を守ったのでした。
するとここで観客は一斉に葉山を褒め称え、ちょうど昼休みは終わりました。

勝ったのに空気になってしまった比企谷が本当に可哀想です。

その後、比企谷がテニス部の部室へ行ったところ、
雪ノ下と由比ヶ浜さんが着替えをしており、
顔面にラケットでのフルスイングを喰らうという、
非常にベタなラブコメ的展開があったところで今回の話は終わります。
                 スポンサードリンク

さとり世代探偵のゆるやかな日常 (新潮文庫nex)

新世界より(上) (講談社文庫)

クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール
Author:しまうました
見やすい記事一覧はこちらです。
スポンサードリンク

十二大戦

さとり世代探偵のゆるやかな日常 (新潮文庫nex)

祈りの幕が下りる時 (講談社文庫)

このブログについて
見やすい記事一覧はこちらです。
このブログの記事は管理人「しまうました」の独自の解釈によるものなので、制作者の意図したものや一般に考えられているものとは異なる場合があります。
個人の趣味でやっているブログなので、解説してほしい本のリクエストは受け付けていません。
重要なネタバレ箇所は白字にしてあるので、反転してお読みください。
現在、荒らしをした人物のコメントを拒否しており、巻き添え規制される場合があります。詳細はこちらに書いてあります。
承認したコメントに対しても、管理人は基本的には返信しません。また、後日予告なく削除する場合があります。ご了承ください。
今月の人気ページ
人気ページの集計期間は30日間です。2017年6月9日リセット。
スポンサードリンク
カテゴリ
最新記事
検索フォーム
月別アーカイブ
最新コメント
FC2カウンター
スポンサードリンク

ソードアート・オンライン プログレッシブ (4) (電撃文庫)

業物語 (講談社BOX)

キノの旅XX the Beautiful World (電撃文庫)

悪の教典 上 (文春文庫)

                amazon人気本ランキング
RSSリンクの表示
リンク
最新トラックバック
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
記事一覧
見やすい記事一覧はこちらです。