時雨沢恵一「キノの旅」17巻3話「時計の国」のネタバレ解説

キノとエルメスは、昔ながらの生活を続けていて、
別の国との交流を控えている国へやってきました。

のんびりした国だと聞いていたのに、
番兵も入国審査官もみんな腕時計をしていました。

宿泊施設へ向かう途中に見かけた住人達もみんな腕時計をしています。

翌朝、時計屋を探しますが見当たりませんでした。
果物屋で腕時計のことを聞こうと、既に開店時間なのか尋ねると、
「『開店時間』って何だい?」
と想定外の返事が返ってきました。

お店を開く時間は朝ですが、その時間は特に決まっていないのだそうです。

「今、何時?」
とエルメスが店主に訊ねると、店主は、
『四十八年と一ヶ月と、四日と、三時間と、四十三分だね』
と教えてくれました。

それは店主が生まれてから経過した時間なのだそうです。

腕時計は子どもが生まれたら、その親に国から渡され、
子どもが大きくなったら親から子供へ渡されるものです。

そして、みんな同じ時間を示している時計、
つまり普通の時計はこの国にはありませんでした。

国の北のはずれにも腕時計がたくさんあると聞き、そこへ行くと、
お墓に腕時計が巻かれており、
その時計はその人が亡くなった時間で止まっていました。

翌日、キノとエルメスの出国を見送る番兵2人は、
違う時を刻む時計を同時に見たのでした。


というあらすじなんですけど、面白いですね。
しまうましたも「こんな時計が欲しいです。
自分が生まれた年月日は分かっても、
生まれた正確な時間が秒単位では分からないので、欲しくても無理ですが。

既に携帯電話の普及で腕時計を嵌めている人は減少傾向にありますけど、
こんな時計なら欲しいと思う人は多いのではないでしょうか。

ところで、これだけ時計の技術が発展しているのなら、
科学技術もそれなりに発展しているはずだと思うのですが、
おそらくそれは特権階級の人たちだけが独占しているのでしょうね。

もしかしたら時計にはGPSとかが埋め込まれていて、
恐るべき管理社会だという可能性も、キノの旅ワールドならあり得るかも、
と妄想してしまいましたw
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