三上延「ビブリア古書堂の事件手帖(2)栞子さんと謎めく日常」プロローグ&エピローグ「坂口三千代『クラクラ日記』(文藝春秋)」のネタバレ解説

栞子さんに頼まれて、大輔は栞子さんの私物の『クラクラ日記』を均一コーナーに売りに出しました。
が、何冊も同じ本を私物として持っていることに大輔は不審感を持ちます。
ここまでがプロローグの内容です。

また、2話の終わりでは、再び売ってしまったはずの『クラクラ日記』があるのを発見します。

エピローグでは、「栞子さんは母親の智恵子が残していった『クラクラ日記』を
読まずに売ってしまったものの、
後で本の中に母親が書いた書き込みがあるかもしれないと考えて、
ネット市場に『クラクラ日記』が流れると買い、
何も書かれていなかったら売るというのを繰り返していたのではないか――と大輔は推理しました。

その推理は当たっていたらしく、大輔は推理を当てたご褒美に、
栞子さんと古本屋巡りのデートをすることになったのでした。


というあらすじなのですが……栞子さんの努力は果たして報われるのでしょうか。
もしかしたら、智恵子が残していった『クラクラ日記』にも、
何も書き込みとかない可能性がありますからね。

また、ビブリア古書堂で『クラクラ日記』を買った客が、本を捨ててしまった可能性もあります。

お店の均一本コーナーで売った『クラクラ日記』が、またネットオークションに流れて、
それを栞子さんが買い戻すという無限ループに嵌まっている可能性もあります。

その無限ループを防ぐには、自分の手元で『クラクラ日記』を止めておけばいいのですが、
そうすると市場に出回る『クラクラ日記』の数が減ってしまい、
希少価値が出てきて、持ち主が手放さなくなるかもしれません。

そうなると、やっぱり栞子さんのやり方が一番効率がいいのですが……、
一度手放した本を再び手に入れるのは難しいのだな、とよく分かる話ですね。                  スポンサードリンク

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