三上延「ビブリア古書堂の事件手帖(2)栞子さんと謎めく日常」3話「足塚不二雄『UTOPIA 世界最後の大戦』(鶴書房)」のネタバレ解説

2話のラストに登場した絵に描かれていたのは、
10年前に失踪した、栞子さんと文香の母親の篠川智恵子でした。

ある日、足塚不二雄の『UTOPIA 世界最後の大戦』について質問し、
買い取りの途中で姿を消した、妙な男の客、須崎が現れました。

ちなみに足塚不二雄というのは藤子不二雄のデビュー当時のペンネームであり、
非常に貴重な本です。
まさに幻の本であり、とんでもない値段がついています。

須崎は住所を途中までしか書いていなかったのですが、
栞子さんは本の日焼け具合や油の臭いを頼りに須崎の自宅を突き止めます。
そこで須崎は、智恵子も同じように家を突き止めたことがある、という話をしました。

須崎がまだ幼かった頃、須崎の父親は買い取りの途中で『世界最後の大戦』を発見し、
喜びのあまり買い取りを忘れて帰宅してしまったのだそうです。
そして、『世界最後の大戦』以外のコレクションを預かった後、
大輔と栞子さんは海へ行きます。

実は、「男の父親が持っていた本は盗品でした。
それがビブリア古書堂へ持ち込んだときの段ボール箱に紛れ込んでしまい、
父親は買い取りの途中で逃げ出したのです。
そして智恵子はそれを見逃す代わりに『世界最後の大戦』以外の、
コレクションの一部を脅迫同然に引き取っていたのでした。


また、10年前に失踪した際、
智恵子は栞子さんに『クラクラ日記』という本を残していったのそうです。

栞子さんも言っているように、確かに智恵子はとんでもない女ですね。
1巻1話で大輔の祖母の秘密が明らかになったときも思いましたが、
主要登場人物の身内なのに凄い設定ですよね。                  スポンサードリンク

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