時雨沢恵一「キノの旅」4巻5話「仕事をしなくてもいい国」のネタバレ解説

キノとエルメスは、機械が発展していて、
住人は仕事を一切しなくてもいい、という噂のある国にやってきました。

しかし、入国2日目に外に出ると、多くの人達がビルに消えていき、
ごく普通の朝の出勤光景が広がっていました。

やがて、遅刻してビルに入れなかった男に話を聞くと、
この国では確かに仕事をしなくても最低限の生活は保障されるのですが、
<仕事>をしないとお金を稼げず、一人前と認めてもらえないのだそうです。

<仕事>というのは、「ストレスを受けることです。
意味がなく辛いことを延々とやらされ続けるのです。
囚人に穴を掘らせ、その穴を埋めさせ、また掘らせる
……という拷問の方法がありますが、それを思い出してしまいました。

その後、キノは、数日以内ならお客様扱いとして何でもタダだという話を聞き、
<買い物>に行くべきだ、とエルメスに言いました。

買い物を<>でくくっているのがポイントですね。
実際には全部タダでもらおうというのですから。


という話なのですが、
どうしてこの国の住人達がそんな無意味なことをしているのでしょうか。

いくら仕事をしなくてもいいとはいえ、
機械の設計とかメンテナンスはやっぱり人間がしないといけないので、
誰かがその仕事をしないといけません。

しかし、別に仕事をしなくても生きていけるのなら、
誰も機械の設計やメンテナンスの仕事なんてやりたがらないでしょう。

そこで、全国民に<仕事>を半ば強制させることにより、
<仕事>よりは仕事の方がマシだと思わせ、
不公平感をなくしているのではないでしょうか。

と、勝手な想像を働かせてしまいました。 見やすい記事一覧はこちらです。
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No title

整備しなくてもいいぐらいに機械が発達してるんじゃないかな
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