時雨沢恵一「キノの旅」4巻4話「伝統」のネタバレ解説

小さな国を訪れたキノとエルメスは、
その国には大昔からの伝統で、
住人は頭に猫耳をつけていることを教えられます。

猫耳にまつわる色んな絵画やお祭りや踊りを楽しんだキノ達ですが、
結局、最後まで猫耳はつけないまま国を立ち去りました。

キノ達の姿が見えなくなると、その国の住人達は、
猫耳を外してしまいました。

その国では、『この国には〇〇という風習がある』ということにして、
旅人達を釣って楽しむという『伝統』があったのでした。

しかし、旅人達の間でも既にそのことは知られており、
引っかかりたい人は引っかかって住人達に楽しんでもらう、
ということになっていたのでした。

殺伐としたキノの旅ワールドですが、
こんな呑気な国が一つくらいあってもいいですよね。

最後に、半年前にシズたちがこの国を訪れたときには、
『頭の上にリンゴを載せて生活』という伝統があると言い、
シズも引っかかっていた、ということが明らかになります。

シズのことですからきっと本当に、この国にはこういう伝統があるのか、
と納得し、釣られてしまったのではないかと思いますwww


というあらすじなのですが、
現実世界にも「男は成人の儀として崖の上から海に飛び込む」とか、
「首が長いほど美人という価値観だから女の人はみんな首を伸ばす」とか、
「桜の花を見ながらお酒を飲み大騒ぎするために前日から場所取りする」とか、
変な伝統のある国はたくさんありますけど、
そういう伝統って、最初にやった人はそれが伝統になるなんて
思いもしなかったのではないでしょうか。

もはや時代に合わなくなった古い伝統は廃れた方がいいと思いますが、
害のない伝統はいつまでも続いてほしいですよね。
それが、昔の人と現代の人、そして未来の人を繋ぐかけ橋になるのですから……。

(しばらく記事を書いてなかったせいか、オチのない夢見がちな文章になってます。
ごめんなさい。
次からはもっと、しまうましたらしい、腹黒い文章を書きたいと思います)                  スポンサードリンク

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