貴志祐介「悪の教典」のネタバレ解説・後編

悪の教典 下 (文春文庫)


貴志祐介さんの「悪の教典」のネタバレ解説の後編です。
前編はこちら

第7章で、早水圭介はわざと、期末テストで再び集団カンニング事件が起きる、
という噂を広めます。
それに食いついた蓮実が盗聴の電波を出すのを期待していたのです。

終業式の日、圭介は田浦潤子教諭に頼み、
保健室のベッドの下に潜み、誰もいなくなるのを待ちます。
そして盗聴器を捜して夜の学校内を探索するうちに、
屋上から盗聴の電波が出ていることに気付きます。

しかし、そこに待ち受けていたのは蓮実でした。
蓮実はカンニングの噂の裏を見抜き、
わざと盗聴の電波を出して圭介をおびき寄せたのでした。

蓮実は圭介を改造したスタンガンで気絶させ、
化学準備室で圭介を尋問します。
しかし、女子生徒を脅迫し乱暴しようとしていた柴原が通りかかったせいで、
圭介が大声を出そうとし、蓮実は圭介を殺してしまいました。

そこで、一時的にタイムカプセルを入れるためのスペースに
圭介の遺体を隠します。

しかし数日後、生き物(の死体)が大好きな生物教師、
猫山崇がその近くを探っていました。
彼は死体に集まる習性のある虫を見つけていたのです。
蓮実は圭介の死体を移動し、
代わりにアパートの大家の犬の死体を近くに埋めてやり過ごしました。

第8章では、夏休みになった途端に圭介と連絡がとれなくなったことに、
怜花と雄一郎が疑問を抱いています。

圭介から心配するなというメールが届くのですが、
その内容が不自然なものであったことから、
これは蓮実が偽装したメールなのではないか、と怜花は疑います。
蓮実の前任校の事件で、唯一蓮実を疑っていた刑事に相談しますが、
彼は何もしてくれそうにありませんでした。

一方、ハスミンはメールを送るためにわざわざ渋谷まで行っていました。
そして、そこで美彌に尾行されていたことに気付きます。

何とか誤魔化し、
最近美彌が子猫を飼い始めた久米教諭のマンションに行きます。
しかし、シャワーを浴びている隙に、
美彌が圭介の携帯電話をいじってしまっていました。

勝手に恋人の携帯電話をいじるとか最低な行為ですが、
それ以上にハスミンが最低なおかげで、どうでもいい感じです。

今は何とか言いくるめることができましたが、
夏休みが明け、圭介が失踪したことを知れば、
美彌はハスミンに疑いの眼差しを向けるでしょう。

そうなる前に、蓮実は美彌を自殺に見せかけて始末することにしました。

ここでまた、蓮実の回想があり、
蓮実がアメリカにいた頃のエピソードがあります。

ハーバード大学時代には、シリアル・キラーのクレイ・チェンバースに
自分の罪をなすりつけようとしたり、
アメリカの投資銀行時代には同僚を殺して横領の罪をなすりつけようとしたりと、
今と大して変わらないことをやっていました。
が、投資銀行の最高経営責任者、ジミー・モルゲンシュタインに追い詰められ、
蓮実は2度とアメリカに渡ることができなくなってしまいます。

失意の状態で日本に戻り、従妹の紹介で、
前任の都立高校で英語教師として働くことになったのでした。


第8章から11章までは、長い1日が続きます。
この日、蓮実の受け持つ2年4組の生徒たちは、
文化祭の準備のために学校に泊まり、お化け屋敷を作ることになっていました。

ただし、松井翼、泉哲也、芹沢里沙子など3人は、
音楽室でバンドの練習をしていました。
実は彼ら3人は蓼沼将太を学校に呼び、文化祭に出演するようにと交渉します。

その際、蓼沼は学校を退学になった事件で蓮実に嵌められたことを確信します。
さらに恋人の高橋柚香と再会し、ミュージシャンになるという夢を見ます。
……前島雅彦や坪内匠など、何人もの生徒を不登校になるまでいじめておきながら、
全く反省せずにミュージシャンとしてのメジャー・デビューを夢見るとか、
こいつはこいつで最低と言うか人生舐めている感じがします。

その頃、蓮実は美彌を屋上に呼び出し、首吊り自殺に見せかけるために、
ブラックジャック(袋に砂を詰めた凶器)で美彌を殴りますが、
殴るときに躊躇してしまったため美彌は頭から血を流してしまいます。

これでは首吊り自殺に見せかけられないので、
屋上から投身自殺したことにします。
これでよし――そう思った蓮実でしたが、
永井あゆみが屋上からの階段を駆け下りるのを目撃します。

蓮実は慌てて追いかけ、教室に入りますが、
既に永井あゆみはハスミンと美彌が屋上にいたことを
クラスメートたちに言いかけてしまっていました。

その後、蓮実はあゆみを監視し、あゆみが教室を出るのを待ってから捜しました。
屋上へ向かう扉の前であゆみを発見し、誤魔化そうとしますが、
あゆみが女の直感で真相を見抜いたため、あゆみの首を捻って殺しました。

あゆみの遺体を掃除用具入れに隠し、
クラスの雰囲気を調べるために教室の様子を盗聴します。
そのとき、蓮実は雄一郎と怜花が蓮実への疑惑について話しているのを
聞いてしまいました。

そして蓮実は、美彌とあゆみの死の真相を隠し、
蓮実へ疑惑を向けている雄一郎と怜花を始末するために、

クラスメート全員を殺害することにしました。

……えええええっ、という感じの結論ですが、
ハスミンにとっては自然な結論なのでしょう。

蓮実はスケープゴートにするために久米を呼び出し、
自分は猟銃を取りに行くなどの準備をしました。

久米をブラックジャックで昏倒させ、声を出せないようにタオルを口に詰め、
防水シート越しにテープでぐるぐる巻きにし、拘束しました。

うーん、貧弱そうな久米教諭を犯人に仕立て上げるというのは、
無理そうな気がするんですけどね……。
現時点でも既に、あゆみの首を捻って殺しているわけですし、
そんな殺し方が美術教諭の久米に可能なのか、と思います。
個人的には柴原あたりの方がスケープゴートには相応しかったように思います。

――蓮実はカンニング事件のときに使った妨害電波を出し、電話線を切断し、
校舎を陸の孤島状態にします。

蓮実はまず音楽室へ行き、そこでバンドの練習をしていた芹沢里沙子、
松井翼、泉哲也などを銃殺しました。

その後、蓮実は宿直の園田教諭と出会い、戦闘になります。
この学校で唯一、戦闘能力的に蓮実を殺害できそうなのは園田教諭だけです。
しかし、蓮実に大怪我をさせたものの、園田教諭も殺されてしまいました。

その頃、蓼沼が音楽室の松井翼たちの遺体を発見し、
復讐に燃えつつも、恋人の柚香を救おうと決意しました。
そして彼がとった行動は――陸上部の部室から槍をとってくる、というものでした。

……はあ?

という感じです。
そんなことをやっている暇があるなら、
近くの民家に駆け込んで110番通報しろよ、と思います。

この夜、学校にいた人物の中で一番馬鹿なのは、間違いなく蓼沼だと思います。
他の生徒たちが必死に学校から脱出したり助けを求めたりしようとしている中、
犯人が銃を所持していることを知っており、唯一安全圏にいたにもかかわらず、
外部に助けを求めなかったわけですからね。

蓼沼の頭がもう少し良いか慎重な性格だったら、
きっと柚香も助かっていたことでしょう。

――その頃、蓮実は校内放送をし、校内に不審者が侵入している、
できるだけ上の階へ移動し、屋上へ避難しろと呼びかけます。

もちろん生徒たちも気付きましたが、
不審者だって聞いているはずの校内放送で屋上に避難しろと指示するなんて、
正気の沙汰とは思えません。

そして教室内では携帯電話が通じないことにパニックになりつつ、
有馬透が非常ベルを鳴らします。
しかし、その非常ベルも蓮実によって止められてしまいました。

蓮実は校内放送を聞いてやってきた柴原教諭を撃ちます。
柴原は3階にある2年4組の教室へ逃げますが、集団リンチされてしまいます。
そして自分が性的な虐待をしていた吉田桃子に助けを求めますが、
桃子は柴原こそが不審者に違いないと断言します。まあ、当然ですね。

柴原はさらに教室から逃げ出し、男子トイレの中に隠れました。

さて、ここで生徒たちは3つのグループに分かれることになりました。
1つは、蓮実の言うことを聞いて屋上へ避難しようとしてた、
三田彩音、阿部美咲や清田梨奈たちのいる17人のグループ。

片桐怜花や夏越雄一郎、頭角を現してきた渡会健吾がいる、
3階にバリケードを作って立て籠もろうとしている14人のグループ。

そして、1階に下りて助けを呼びに行った山口卓馬たち4人のグループ。

この3つです。

屋上への避難組は、屋上のドアが開かないことに気付き、
そこで立ち往生しつつ、ドアの鍵穴のガムを取り除きます。

屋上への避難組は殆どが女子生徒でしたが、
その中に混じっていた男子生徒の中の1人、
田尻幸夫は稲田耀子というB級アイドルの歌を心の中で唱えていました。
ちなみに、この稲田耀子というキャラクターは、
貴志祐介作品の「ダーク・ゾーン」に登場しています。

一方、3階の立て籠もりグループでは、防火シャッターを降ろしたり
監視カメラを潰したりと、着々と準備を進めますが、
渡会健吾が仕切っていることにムカついた吉田桃子が離脱し、屋上組と合流します。

1階へ下りて助けを呼びに行った山口卓馬たちは、
鳴瀬修平が蓮実に撃たれて怪我をしました。
そこで、保健室に侵入し、AEDを使って鳴瀬修平を蘇生させようとします。
しかし、そこへ蓮実が現れ、4人とも殺されてしまいました。

そこへ、蓼沼がやってきて槍で蓮実を狙いますが、外れてしまいました。
蓼沼は蓮実の銃身を掴み、しばらく硬直状態になりましたが、
蓮実は蓼沼の首を捻って殺してしまいました。

3階に立て籠もっていたメンバーは、ブレーカーを落として灯りを消します。
その後、白井さとみと塩見大輔が渡会健吾の口車に載せられ、
窓から垂らしたカーテンを伝って地上に降りるという作戦をとりました。

しかし、校舎の冷暖房を管理するシステムのおかげで3階の窓が開いていることに
気付いた蓮実によって、2人とも銃殺されてしまいました。

その頃、時間が経ち過ぎたせいで屋上組はバラけてしまっていました。
蓮実は4階で出会った三田彩音に、
屋上の鍵だと偽って、事務室の鍵を渡して時間稼ぎをします。

そして4階に隠れていた清田梨奈を殺しました。

小野寺楓子、柏原亜里、塚原悠希、有馬透、坪内匠、脇村肇など6人が、
階段を下りて逃げようとしますが、蓮実に殺されてしまいました。

さらに蓮実は4階に隠れていた柚香を殺します。
窓の外にへばりついていた鈴木章、林美穂も殺します。
柚香が殺された現場の近くで死んだふりをしていた田尻幸夫は、
いいところまで行ったのですが、蓮実がちゃんと人数をカウントしていたため、
取りこぼしがあることに気付かれ、殺されてしまいました。

そして屋上のドアの前に固まっていた三田彩音や阿部美咲たち、
5人の少女を撃ち殺しました。

残るは、3階に立て籠もっている11人と、柴原教諭だけです。
雄一郎は怜花に告白しますが、怜花は死亡フラグを立てるなと言い、
死亡フラグを打ち消すようなことを言っていました。

中村尚志はエレキギターを利用した罠を仕掛けるために、
ブレーカーを上げ、廊下のスイッチを消しに行きますが、
そのとき蓮実に撃たれてしまいました。

蓮実は3階の生徒を燻り出すために発煙筒の煙を流しました。
さらに蓮実が襲撃してきたため、反対側のシャッターを開け、
怜花、雄一郎、渡会健吾、伊佐田直樹、木下聡、松本弘の6人は廊下に出ました。

怜花と雄一郎は階段を上がり、渡会健吾たち4人は階段を下りていきます。
普通の場合だったら、逃げ場のない上の階へ移動するのは死亡フラグです。

しかし、今回は階段の下の方に油を流しておき、
その下に脚を上向きにした椅子を並べておくという、
ホーム・アローンのような罠を蓮実が仕掛けていたため、
渡会健吾たちは殺されてしまいました。

一方、4階に逃げた怜花と雄一郎は、
窓際に設置されている垂直降下式の避難袋で逃げることを思いつきました。
しかし、2階から3階に移動しようとしていた蓮実は、
その袋が降りてきていることに気付きます。

そして、「避難袋から降りてきた2人を狙い撃ちました。
地面に落ちてきた後、まだ動いているように見えたため、
2つの遺体をさらに1発ずつ撃ちました。

3階に残っているのは、前島雅彦たち4人と、柴原教諭だけです。
蓮実は柴原を男子トイレで発見します。
弓道の心得がある高木翔を警戒していた蓮実は、柴原を囮にし、
3組に潜んでいた高木翔の放った弓矢の的にさせました。

1度しかないチャンスを失った高木翔も銃殺されてしまいます。

4組に入った蓮実は、エレクトリック・ギターに触れます。
実は、そのギターは中村尚志が仕掛けた、500Vもの電流が流れる罠でした。
それに触れた蓮実は一瞬気絶し、目が覚めたときには、
前島雅彦と、散弾銃を持った久保田菜々に見下ろされていました。

……いや、そんなことやってる暇があるなら、銃を窓から投げ捨てて、
さっさと外に逃げ出せよ!

と思いますが、雅彦や菜々が最後の方まで生き残っていたのは、
2人とも、事件が起こってからずっと移動せず、教室に残っていたからです。
そう考えると、今まで全く逃げることができなかった2人が、
このタイミングで逃げ出すというのは性格的に無理なんでしょうね、きっと。

目が覚めた蓮実は、久米教諭に罪をなすりつけつつ、
雅彦と久米の関係を菜々に暴露します。

雅彦は必死に、久米は犯人ではないと菜々を説得しますが、
菜々は蓮実に銃を渡そうとしてしまいます。
土壇場で、雅彦は蓮実が手袋を嵌めている不自然さを指摘しますが、
一瞬遅く、蓮実が銃口を掴みました。

剣道二段の菜々は銃を竹刀のように扱いますが、
蓮実に引き金を引かれ、撃たれて死んでしまいました。

最後に雅彦は、久米先生が犯人だなんて嘘だよね、と確認し、
目を閉じて殺されるのを待ちました。

その後、4組の教室を捜し回ったところ、
星田亜衣が自殺しているのを発見しました。

1階に戻った蓮実は、久米を猟銃自殺に見せかけて殺し、
証拠の品々を中庭で燃やしました。

そして、警察がやってきたところで、10章は終わります。

そして11章では、蓮実は警察に取り調べられていました。
その中には、前任校の事件で蓮実を疑っていた下鶴刑事もいました。

下鶴刑事は蓮実が犯人だと確信していましたが、決定的な証拠がなく、
言い逃れされそうになります。

しかし、「そこに現れたのは怜花と雄一郎でした。
2人は避難袋の中に、小野寺楓子と有馬透の遺体を落とし、
自分たちが死んだように偽装していたのでした。

これで蓮実も一巻の終わり――かと思いきや、
蓮実はさらに言い逃れをします。
勝てない……と意気消沈した怜花と雄一郎でしたが、
そんなとき、下鶴刑事が鑑識課員に言われ、AEDを持ってきました。

これは上巻の避難訓練のときにも書かれていましたが、
AEDには録音機能があります。
そこには、山口卓馬たちを殺した際の蓮実の声が録音されていました。

さすがにこれはどうしようもなく、罪を認めた蓮実でしたが、
全部、神の意志だった――などと言い放ちます。
これは責任能力がないと裁判で主張するための布石です。

最終章では、怜花と雄一郎が、喫茶店で真田教諭と会っていました。
さらに、実は屋上から落とされた安原美彌が生きており、
怜花が美彌に頼まれて、マンションに閉じ込められていた子猫を
助けに行っていたことも明らかになりました。

これから、蓮実が死刑になるのかならないのか、
死刑にならなかった場合、蓮実は必ず自分たちを殺しに来るだろう、
という話をしたところで、物語は終わります。


というあらすじなのですが、この本は発売当初、
終盤の展開がバトル・ロワイアルだと言われていました。

しかし、生徒同士の殺し合いを描いていたバトル・ロワイアルとは違い、
この本は蓮実が一方的に生徒を虐殺しているだけなので、
バトル・ロワイアルとは根本的に違うのではないかと思います。

(この注意書きから数行にわたり、高見広春さんの「バトル・ロワイアル」の
結末に関するネタバレがあります。ご注意ください)

個人的にバトル・ロワイアルと似ていると感じたのは、
最終的に2人の男女が死んだふりをして生還する、という部分ですね。
怜花と雄一郎の2人が生き残ったくだりは、
首輪を外して政府に死んだと思わせていた七原秋也と中川典子に
似ているように感じました。

まあ、こういうデス・ゲームはどんなに頑張っても
どこかしらは既出作品に似てしまうので仕方ありませんが。

そのせいもあって、初読のときも、しまうましたは、
怜花と雄一郎は生き残っているんだろうな、と勘づいてしまっていました。


それよりも、最終的に大量殺人に話を持っていくための
伏線の張り方が凄いと思います。

妨害電波を出してカンニングを阻止するというエピソードや、
避難訓練のときのエピソードなど、
上手く話に組み込んでいるなあ、と感心してしまいました。

「悪の教典」のハードカバー版の話はこれで終わりですが、
ノベルス版、文庫版には「秘密」「アクノキョウテン」
というショート・ショートが収録されています。                  スポンサードリンク

さとり世代探偵のゆるやかな日常 (新潮文庫nex)

新世界より(上) (講談社文庫)

クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)

コメントの投稿

非公開コメント

すごい分かりやすかったです!

映画も見たいな〜

No title

7章目の後半「数日後、生き物(の死体)が大好きな生物教師、
猫山崇がその近くを探っていました。
彼は死体に集まる習性のある虫を見つけていたのです。
蓮実は圭介の死体を移動し、
代わりにアパートの大家の犬の死体を近くに埋めてやり過ごしました。」
は夢オチじゃありませんでしたか?

クラブ326さんへ

> 7章目の後半「数日後、生き物(の死体)が大好きな生物教師、
> 猫山崇がその近くを探っていました。
> 彼は死体に集まる習性のある虫を見つけていたのです。
> 蓮実は圭介の死体を移動し、
> 代わりにアパートの大家の犬の死体を近くに埋めてやり過ごしました。」
> は夢オチじゃありませんでしたか?

返信が遅くなってしまい申し訳ありません。

ちょっと分かりにくいかもしれませんが、指摘があった部分は夢オチじゃないです。
「猫山崇が圭介の死体を見つけて骨格標本を作ろうとした」という部分だけが夢オチです。
この記事では省略している部分ですね。

7章のラスト、ハスミンが夢から覚めた後で、圭介の遺体を軽トラックで山中に運んで埋め、
代わりに大家の飼い犬のモモの死体を埋めた、という回想があります。
モモを埋めた理由は、動物の死体に惹きつけられる性質があるシデムシが
タイムカプセル周辺に集まっていた理由付けをするためでした。
プロフィール
Author:しまうました
見やすい記事一覧はこちらです。
スポンサードリンク

結物語 (講談社BOX)

さとり世代探偵のゆるやかな日常 (新潮文庫nex)

雪煙チェイス (実業之日本社文庫)

このブログについて
見やすい記事一覧はこちらです。
このブログの記事は管理人「しまうました」の独自の解釈によるものなので、制作者の意図したものや一般に考えられているものとは異なる場合があります。
個人の趣味でやっているブログなので、解説してほしい本のリクエストは受け付けていません。
重要なネタバレ箇所は白字にしてあるので、反転してお読みください。
現在、荒らしをした人物のコメントを拒否しており、巻き添え規制される場合があります。詳細はこちらに書いてあります。
承認したコメントに対しても、管理人は基本的には返信しません。また、後日予告なく削除する場合があります。ご了承ください。
今月の人気ページ
人気ページの集計期間は30日間です。2017年5月10日リセット。
スポンサードリンク
カテゴリ
最新記事
検索フォーム
月別アーカイブ
最新コメント
FC2カウンター
スポンサードリンク

ソードアート・オンライン プログレッシブ (4) (電撃文庫)

業物語 (講談社BOX)

キノの旅XX the Beautiful World (電撃文庫)

悪の教典 上 (文春文庫)

                amazon人気本ランキング
RSSリンクの表示
リンク
最新トラックバック
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
記事一覧
見やすい記事一覧はこちらです。