時雨沢恵一「キノの旅」15巻2話「マニアの国」のネタバレ解説

時雨沢恵一さんの「キノの旅XⅤ the Beautiful World」の第2話、
「マニアの国」のネタバレ解説です。
15巻だけではなく、2巻のネタバレもあるのでご注意ください。

ある国でパースエイダ―の収集マニアから食事に誘われたキノは、
いつものように快諾します。
最初はパースエイダ―の話を熱く語っていたマニアさんでしたが、
キノがパースエイダ―で人を殺したことがあることを知るや否や、
態度を一変させます。

「そんなの僕には耐えられないっ!
こんな素晴らしい人類が産み出した英知の結晶!
こんなにも美しい金属の芸術品に、獣や他人の血を吸わすなんて!」
と。

しかし翌日、手紙と一緒にキノのところにパースエイダ―が届けられます。
それは「ナイフ型のパースエイダ―でした。

話の最後の方に冬が近いことが示唆されていますから、
このナイフ型パースエイダ―は2巻1話『人を喰った話』で使われた銃でしょう。

フルート、森の人、カノンと思われるパースエイダ―も登場していますから、
『人を喰った話』や『マニアの国』は、
それらの銃を手に入れた後の話であることが分かります。

ただ、そうなると1つ問題が発生してしまいます。
『人を喰った話』で銃を捨てろと言われたときには、
森の人やカノンは捨てる描写があるのですが、
フルートを捨てる描写はないんですよね……。
まあ、これは単にフルートは嵩張るから
荷物の中に入っているだけという可能性が高いですが。

でも、ウサギを狩るときにも、
森の人よりもフルートの方が便利ですよね……。
実際、別の話で鹿を狩るときにはフルートを使っていたと思います。

まあ、きっと厳しい旅の途中で故障してしまい、
次の国で修理してもらう予定だったのでしょう。
あるいは、フルートの弾が切れていたとか。

何にせよ、これだけの長期シリーズなのですから、
細かい部分は大目に見るべきです。
しまうましたのように重箱の隅をつつくのはよくないことです(キリッ
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No title

フルートは分解式ボルトアクションライフルですから、長距離狙撃が必要な時以外では、エルメスの荷台に仕舞ってある為言及されないのかと思います。

小さなウサギ相手に狙撃ライフルは取り回しが悪いうえ、弾の威力が過剰です。撃ったら木っ端微塵のグチャグチャですよ。
威力の弱い森の人で十分です。

Re: No title

xbfさんへ

はい。まあ、そういう解釈もありますね。
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