時雨沢恵一「キノの旅」15巻1話「ケダモノの国」のネタバレ解説

キノの旅〈15〉 (電撃文庫)


時雨沢恵一さんの「キノの旅XⅤ the Beautiful World」の第1話、
「ケダモノの国」のネタバレ解説です。

雪深い国を師匠と荷物持ちさんが訪れる話です。
その国では突如現れたヒグマが猛威を振るっていました。

師匠たちの入国と入れ替わりに、
その国の部隊長たち討伐団がヒグマを退治しに行くのですが、
返り討ちに遭ってしまい、
師匠と荷物持ちさんが代わりに退治することになりました。

特殊な薬剤で森を焼き払い、
その煙で手際よくヒグマを追い詰める師匠でしたが、
とどめを刺す段階になって急にやめ、
荷物持ちさんに手負いの熊の後をつけるようにと命じました。

実はそのヒグマは「部隊長が国を脱出するために殺した
サーカス団の一家が飼っていた、ブラッキーという名前のヒグマだったことが判明しました。


というあらすじなのですが、「 『あれ? 単に国を脱出したいだけなら、
サーカス団の巡業が終わった後、
彼らに頼んで次の国まで車に乗せてもらえばいいだけなんじゃないの?』

と思ったそこのあなた。
……えーと、きっと部隊長さんは彼らと話をしたときに、
そういう提案を仄めかしてみたんじゃないでしょうか。
しかし、車に乗せてもらえそうな雰囲気ではなかったので、
彼らを殺して奪うことにしたのではないでしょうか。

『ヒグマにサーカス団の一家の死体を食べさせて処理したかったんなら、
死体をヒグマの檻の中に放り込んで鍵をかければよかったのでは?』

と思ったそこのあなた。
……きっとその檻は、一家全員を入れるには小さすぎたんですよ。
そうに違いありません。

『というか、祖国を脱出するなら、
別に遺体の始末とかは考えなくてもよかったのでは?』

と思ったそこのあなた。
……万が一脱出に失敗して舞い戻ってきたとき、
殺人者だと後ろ指を差されるのが嫌だったんですよ、きっと。
たとえば、いくら日本を捨てて海外に永住しようと考えている人でも、
海外の生活に失敗したら日本に戻ってこられるよう、
日本にいる家族や友人とは仲良くしておくでしょう?


(キノの旅15巻 口絵1 口絵2 1話 2話 3話 4話 5話 6話 プロローグ あとがき                  スポンサードリンク

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