時雨沢恵一「キノの旅」2巻6話「帰郷」のネタバレ解説

1人の男が、15歳から20歳までの5年間の放浪生活の末に
故郷へ帰ってきた、という話です。

男には父親がいませんでしたが、
母親のジャムが売れているおかげで、
一緒に暮らしている血の繋がらないトートという少女と
3人で生活することができていました。

男はトートと仲が良く、鉄砲ごっこをしてよく遊んでいました。
それは幸福な日々だったのでしょうが、
冒険家に憧れる少年は旅に出て、
しかしつまらない現実に打ちひしがれて故郷に戻ってきたのです。

そして男は、故郷に近づいたところで、
水浴びをしている15歳くらいの少女を発見しました。
その少女をトートだと確信した男は、
昔よくやった鉄砲ごっこをするために背後から空のパースエイダ―で
撃つ真似をするのですが、「実はその少女はトートではなく
キノだったため、あっさりと殺されてしまいました。

まあ、5年間も会っていなかったのに、
しかも10歳から15歳までと成長の激しい時期を経ているのに、
裸で水浴びをしている少女を幼馴染だと確信し、
いきなり鉄砲ごっこをする、この男に問題があります。

というか、よくそんなんで、この厳しいキノの旅ワールドで
5年間も旅ができたな、と感心してしまいます。
よっぽど運が良かったのでしょうが、
最後にキノに会ってしまうなんて、
どうやらその運は使い果たしてしまっていたようです。

そしてキノはエルメスとの会話で、
この男が帰るつもりだった国は流行病で既に滅びている、
ということを説明しました。


というあらすじなのですが、
おそらく「男の母親やトートも亡くなっているでしょうから、
辛い現実を知る前にキノに殺されたのは、
不幸中の幸いだったのかもしれません。
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