大樹連司・鬼頭莫宏「ぼくらの~alternative~」2巻7章「キリエ」のネタバレ解説

チズが「自分で自分の頭を撃った後、
キリエは庄司を病院へ運ぶよう、コエムシに頼みました。

コエムシが戻ってくると、次のパイロットは誰なのか、
と訊きました。しかし、誰も名乗り出ません。

さらに、≪人形≫が勝手に動き出し、
≪洋梨≫を内側からこじ開けようとしていました。

マーヤによると、操縦者はここで戦うのが決まりなので、
コックピット内にいるのは間違いありません。

やがてキリエが、チズの赤ん坊が契約者なのではないか、
と言い出しました。

≪人形≫が癇癪を起こすように大きく身をよじると、
≪洋梨≫の花弁がはじけとんで四散しました。

≪人形≫がめちゃくちゃに腕を振り回し、
その先端が敵の急所を叩き潰します。

信じられませんが、これで≪人形≫は勝ちました。

しかし、自分が戦い、勝利したことなど何も分からない赤ん坊は、
勝った後もじたばたと駄々をこねていました。

やがて、≪人形≫の顔にある光点が1つ消え、
残りは8つになりました。

顔にある光点の数が、残りのパイロットの数に一致している、
というのがキリエの推測でした。

しかし、生存している子供たちの人数は、マーヤを除くと9人なので、
数が1つ合いません。

誰か1人契約していないことになるわけですが、
誰も自分が未契約者だとは名乗り出ませんでした。

やがて、キリエが声を呼ばれ、自分が次のパイロットだと名乗り出ました。

しかしキリエは、もしも自分が、
≪洋梨≫の最初のパイロットの少女と同じことをしたら、
田中さんは、ぼくを殺しますか? と訊きました。

それから4日後、足りなくなったパイロットを補充するために、
田中と関が契約しました。
そのとき、マーヤが田中に突っかかると、
いま、この場で契約できないようなら、
この子たちの保護者だという言葉が嘘になってしまう、と田中は言いました。

その後、キリエ以外のメンバーで食事をとりながら、
ブリーフィングをします。

ワタシたちを全員殺して、
きちんと訓練を受けた軍人たちが代わりにパイロットになる、
ということも可能だ、とマリアは言います。

しかし、軍の上層部がそういう結論に達しないよう、
田中と関は、契約者が契約者以外の手によって殺された場合、
この地球は消滅する、と上層部に嘘の報告をしていました。
また、欠員が出た場合、
即座かつ無作為に近くにいた別の人間(この場合は田中と関)が
次の契約者となる、という嘘の報告もしていました。

コダマは、庄司が撃たれたのは俺のせいでもある、
と言いますが、田中は、あの場でのあなたの行動が、
完全に悪いことだとは思っていない、と言います。

キリエは、カコやツバサのとき、自分が相手の地球人を殺したようなものだ、
と考えていました。

のみならず、ワクやチズのことも、自分の責任だと感じていました。

キリエは、マーヤがネタバラシをする前から、
コズエが戦ったのは並行世界の地球ではないか、と思っており、
それをチズにも話していました。

チズは最初、原作の漫画と同じように、
≪人形≫を使って直接畑飼たちに復讐しようとしていました。
しかし、もしも自分の戦いがアウェイ戦になってしまったら、
その方法だと復讐が失敗してしまいます。

そこで、チズは保険として庄司に畑飼たちの殺害を依頼したり、
ホーム戦のときにパイロットを殺して、
自分がその戦いのパイロットに成り代わったりする、
という方法を考えていたのです。

また、チズが拳銃自殺したとき、
チズが自殺に失敗して延命してしまうと自動的に戦闘に負けてしまうので、
キリエは、庄司を病院に運べとは言っても、
チズを病院に運べとは言いませんでした。

それが、ワクやチズのことも自分の責任だと感じている、という意味です。

場面が代わり、キリエの視点になります。

キリエの家は、カコの戦闘のときに被災してしまっており、
現在は仮設住宅で暮らしていました。

キリエは母親に頼まれ、隣の仮設住宅に引っ越してきた、
母親の姉にあたる人物の家に行きます。

そこで、キリエの4歳年上の従姉妹である、和子の遺影に線香を上げました。

和子は高校生のときに、1人の友人の苦しみを一緒に背負って、
友人と一緒にマンションの上から飛ぶことにしました。
しかし、和子は飛べず、友人は死んで和子は生き残り、
生きることも死ぬこともできなくなっていました。

しかし、カコの戦闘で火災が発生しました。
和子は、炎に包まれた家から逃げず、亡くなったのでした。

キリエが廃校になった学校へ行くと、カコの姉に声をかけられました。

カコの姉は、カコの生存を信じてカコを探しており、
カコの情報を集めるポスターをキリエに渡しました。

その夜、キリエは田中のいる横田基地を訪れました。

キリエは、≪洋梨≫の最初のパイロットだった少女の気持ちは分かるが、
今は肯定できない、と言います。
彼女にとっての相手のパイロットは、自分の世界のためなら何でもする連中だった、
そう勝手に決めつけていました。
しかし、実際にはワクは、敵のはずの彼女をかばいました。
だから、キリエは、彼女がとても傲慢な気がしました。

キリエは田中に頼み、畑飼に会わせてもらいます。
そのとき、田中から一本のナイフを渡されました。
そのナイフは、チズのナイフでした。

畑飼のところに行きますが、畑飼は自分がチズに対してやった行為を、
全く反省しておらず、キリエを自分の側に引き込もうとしました。

しかし、キリエがナイフを見せると、さっさと殺せ、と畑飼は言います。

キリエは、「自分には畑飼を殺す理由も権利もない、と言います。
キリエがいま畑飼を殺しても、畑飼は後悔もしないし悔い改めもせず、
運が悪かったと思うだけです。
それだと、畑飼を肯定してしまうことになる、とキリエは考えました。

先生はその生き方を貫いて、行けるところまで行ってください、
そのためにぼくは戦います、とキリエは言いました。


それから1週間後、戦闘があります。
今回はアウェイ戦でした。

敵は、矢理のように細い胴体と二対の鋭い剣のような翅を持った、
≪蜻蛉≫でした。

≪蜻蛉≫は高速で空を飛び、≪人形≫を傷つけます。
≪蜻蛉≫はあまりにも速く動くため、≪人形≫の攻撃は当たらず、
劣勢に追い込まれます。

そのときコダマが、≪蜻蛉≫に乗っている敵のパイロットの気持ちになって考えろ、
とアドバイスをしました。

≪蜻蛉≫はもともと、≪人形≫の行動を先読みして攻撃してただけだったので、
≪人形≫が≪蜻蛉≫の攻撃を避けようとしないことで、
逆に攻撃を回避することができました。

さらにキリエは、「≪蜻蛉≫に背を向けて走り出します。

そのとき思い出していたのは、カコとの思い出でした。

カコはキリエのペースに合わせて長距離走を走り、
キリエが最下位にならないように自分が最後にゴールしたことがありました。

さらにカコは、足が遅いキリエに、
『よーい、ドン』の『ドン』で走るのではなく、
『よーい』で走るのだとアドバイスをし、
そのおかげでキリエは小学校の最後の運動会の短距離走で、
生まれて初めてビリ以外の順位をとりました。

≪蜻蛉≫のパイロットは、背中を見せて走る≪人形≫に、
一直線に攻撃を仕掛けます。
しかし、攻撃が当たる直前に、≪人形≫が振り返り、≪蜻蛉≫を攻撃しました。

攻撃は当たり、≪蜻蛉≫が地面に激突します。
≪人形≫はそのまま何度も≪蜻蛉≫を攻撃し、
半壊した白い球体、敵のコックピットが現れました。

キリエはコエムシに頼み、敵のコックピットに転送してもらいます。
そして、敵のパイロットである少女を、
チズのナイフで直接殺害しました。


というあらすじなのですが、キリエの敵との戦い方が、
とてもキリエらしくて良かったです。

キャラの特性を生かす、というのはこういう意味なのだと思います。

デブなキリエが意外と速い、
とかいう意味不明なことをやったアニメにも見習ってほしかったです。

2巻はここで終わり、3巻に続きます。

大樹連司・鬼頭莫宏「ぼくらの~alternative~」2巻6章「チズ」のネタバレ解説

みんなはチズを責めますが、チズは平然としていました。

ちなみにチズから見ると、≪洋梨≫の女の子は、
大してコズエに似てるとも思えませんでした。

コエムシに頼み、ワクを死体置き場に移動させます。

次のパイロットとして名前を呼ばれたのは、チズでした。

チズは、わたしはちゃんとこの世界のために戦う、
ただし、対価がほしいと言いました。

まず、チズは庄司に、拳銃を渡すようにと言います。
庄司が渋っていると、赤城の傍にレーザーを着弾させ、
脅してみせました。

庄司から拳銃を受け取りますが、セイフティがかかったままでした。
コダマがそのことを教えてくれ、チズはコダマにお礼を言いました。

チズは、前に庄司に探してほしいと頼んだ5人を、
いますぐ、殺してくださいと頼みました。

一方、≪洋梨≫と戦闘中だった国防軍は、
あっさりと≪洋梨≫にやられてしまい、
赤城が沈められるのも時間の問題でした。

田中はチズを説得しようとしますが、
自分が勝ったら百億人死ぬのだから、たった5人殺すのが駄目なら、
百億人殺すのは駄目でしょう、とチズにやりこめられてしまいます。

言うことを聞いてくれないのなら、
≪人形≫を使って自分で殺しに行く、とチズは言います。
そうなれば、カコのときのように街に被害が出て、
関係ない人もたくさん死んでしまいます。

誰もが黙り込んでしまいましたが、ただ1人、キリエだけが、
いまチズのやってることは、チズの先生と同じことだよ、
と言いました。

それを聞いたチズは苛立ち、キリエも殺すと言い始めます。

とうとう庄司はチズに屈し、チズの要求を呑むと言いました。

ここで回想があります。

チズは昔から男の子が嫌いでした。
しかし、大好きな姉にそんな話をすると、
姉は付き合っている人がいるとと言い、
今度紹介してもらうことになりました。

その後、中学に入学したチズは、
担任になった社会科の畑飼(はたがい)にひと目惚れしました。

チズは強引に畑飼との距離を縮め、畑飼の部屋に上り込み、
抱きついて告白しました。

畑飼は、付き合ってる人がいる、と言いましたが、
チズはそのまま初.体験をしました。

ものすごく痛かったけど、先生さえいれば、ほかに何もいらない、
とチズは思いました。

しかし、「はじめて」から2ヶ月がたったころ、
チズは畑飼に連れられて、ホテルのスイートルームに連れて行かれました。

そこには、畑飼の友達の男4人がいて、
チズと畑飼が行為をしているムービーを観ていました。

畑飼は、これからデートなんでと言い、
4人の男たちから後でお金をもらう約束をし、部屋から出て行きました。

次の日の朝、4人の男たちは、逃げ場はないよ、とチズを脅しました。
チズが警察に行けば、チズの情報つきでムービーが流布し、
いまの日本の法律だとせいぜい10年くらいで出所できるのだそうです。

チズは、考えて、考えて、考えて、畑飼を殺すことにしました。

しかし、畑飼にナイフを向けても、畑飼は余裕の態度を崩しませんでした。
そのとき、チズは「つわり」で嘔吐し、自分が妊娠していることを知りました。

チズは、大人たちに対抗し、畑飼に復讐する力を求めました。

自然学校で契約し、「ゲーム」が始まったとき、チズは勝ったと思いました。
しかし、それはチズとお腹の子と引き換えにしてのものでした。

国防軍がロボットのことを知り、チズの身体検査をしたとき、
妊娠していることを知られました。

そのとき、お腹の子だけでも救うことはできる、と言われましたが、
チズは信じませんでした。
大人たちは、子どものこともサンプルか何かとしか考えていないに違いない、
と思いました。

回想終わりです。

庄司は、依頼された人物の殺害は完了した、と言いましたが、
チズは「嘘」と即答し、小さめの船にレーザーを撃って撃沈させました。

パイロットになった今のチズには、
誰が生きていて、誰が死んだのかがわかるのです。

次は赤城を沈めると言うと、庄司は今度こそ殺害命令を出しました。

1人目。
≪洋梨≫と戦いながら、コックピットに「窓」が開き、
家族団らんの光景が映りました。
中年の男が、高級マンションの一室で、
小さな娘に何事か語りかけながら笑っています。
その男の後頭部が、突然、弾けました。

2人目。
警察署です。
1人の男が部屋の中で書類にハンコを押しています。
その部屋が、爆発、炎上しました。

3人目。
弁護士バッジをつけた男が、裏路地に引き込まれます。
背中にナイフが突き刺さりました。

4人目。
電車のホームに立っていた男が、線路に突き落とされます。
そこに電車がやってきて、血しぶきが上がりました。

5人目は、いよいよ畑飼です。
畑飼は現在自動車で移動中で、同乗者がいる、
このままでは、関係な人間まで巻き添えになる、と庄司は言います。

しかしチズは、かまわないと言い、庄司は狙撃の指示を出しました。

コックピットの「窓」には、畑飼の運転する自動車の助手席に乗る、
チズの姉の姿が映っていました。

チズは狙撃をやめてと叫びましたが、間に合いませんでした。

自動車の後輪がパンクし、車がスピンし、
助手席が電柱にぶつかり、チズの姉は死亡しました。

チズは庄司に向かって拳銃を撃ち、八つ当たりします。

≪人形≫の足が止まり、それを待っていた≪洋梨≫が接近し、
上昇しました。

≪洋梨≫の本体が花弁のように4つに大きく開き、
≪人形≫の上に落下し、花弁が閉じます。
≪洋梨≫は、さらに溶解液を出し、≪人形≫を溶かそうとしました。

コダマは、チズは責任をとって戦うべきだと言いますが、
チズはぼうっとしていました。

コダマは、チズが混乱して落とした拳銃を拾い、
チズの後頭部に押し当てます。

コダマは、戦わないなら殺すと言いましたが、
チズは逆に「殺して!」と叫びます。

ところが、コダマは「チズを撃つことができませんでした。

チズはコダマに、いくじなし、と言い、拳銃をもぎとると、
自分のこめかみに拳銃をあて、引き金を引いて自殺しました。

ここで走馬灯があります。

チズが中学校に進級する1年前、チズの姉が高校1年生になったときの、
家族旅行のエピソードです。

本当はタイガーカップという遊園地に行く予定だったのですが、
入場券を家に忘れてきてしまい、
近くのキャンプ場でキャンプをすることになりました。

チズがお肉が食べたいと言うと、父は生きた鶏を持ち帰り、
チズに鶏を絞めるようにと言いました。

チズが嫌がると、チズの姉が代わりに、ナイフで鶏の頸動脈を切り、
血抜きをし、殺しました。

さらに、鶏を解体し、網で焼きます。
チズは最初は嫌がりましたが、姉に諭されて鶏肉を食べました。

その翌日、父に謝られ、鶏をさばいたナイフを渡されました。
おそらくこのナイフが、チズが畑飼を殺そうとしたナイフだったのでしょう。

命を奪うということの重みを忘れないでほしい、と父は言いました。

その言葉を思い出し、チズは「お腹の子に謝りながら死にました。

大樹連司・鬼頭莫宏「ぼくらの~alternative~」2巻5章「ワク」のネタバレ解説

ぼくらの~alternative~2 (ガガガ文庫)


1巻4章「ツバサ」の続きです。

2巻は第5章の「ワク」編が長く、1冊のうち半分くらいを占めています。

交番勤務の村井巡査は、
被災地で他の少年と喧嘩をしていた少年を補導しました。

荷物から、補導した少年の名前は和久隆であることが判明しましたが、
和久隆は黙秘を貫いています。

そこへ、警察署長と、国防省軍令局の佐々見という男が現れ、
和久隆を連れて行ってしまいました。

その夜、村井巡査は、和久隆という少年が、
今日になって半壊したビルの下敷きになり死亡したことを知りました。

しかし、その時間、村井巡査は和久隆を補導していたはずなのです。
村井巡査は自分の勤務記録を調べますが、
和久隆を補導したという記録は一切残っていませんでした。

場面が変わり、ワクはヘリコプターの中で佐々見と話をします。
佐々見は既に、ワクやその仲間たちが、
ロボットのパイロットであることを知っていました。

ワクは国防軍の横田基地に連れて行かれました。

そこには、
カンジこと、吉川寛治。
マリアこと、一之瀬マリア。
キリエこと、切江洋介。
チズこと、本田千鶴。
マコこと、阿野摩子。
コダマこと、小高勝。
アンコこと、徃住愛子。
ウシロこと、宇白順と、妹のカナこと、宇白可奈。
と、9人の仲間が集まっていました。

背後から、コモこと、古茂田孝美に話しかけられます。
コモの隣には、海上国防軍に所属するコモの父親がいました。

コモは重圧に耐えかねて、父親に話してしまったのでした。

佐々見は、今後あのロボットを動かしてはいけないと言い、
ワクたちを怒鳴りつけました。

佐々見に命令され、ワクたちは身体検査を受けさせられました。

その後、庄司邦夫一等陸尉、関政光一等海尉、
田中美純一等空尉の3人を紹介され、個別に尋問されました。

その際、チズだけ途中で尋問を打ち切られ、
別室に連れて行かれました。

尋問が終わると、明日も親に内緒で時間を作るようにと言われます。

ただし、今回のパイロットのワクだけは家に帰ることはできませんでした。
ワクは公式には死亡扱いになってしまったのです。

翌日、マコはワクに謝ろうとして、謝ることができませんでした。
実は、コモを説得して大人たちを介入させたのはマコだったのです。
ツバサの戦闘のときに倒れたナギが、
現在マコの弟を妊娠中の母親と重なり、
母親を守るためには大人たちの力があった方がいいとマコは考えたのです。

海洋にある二段空母、赤城に移動した後、
佐々見はロボットを調査したいと言い出します。
しかし、マリアは、
他国に対する軍事的優位を手に入れるのが目的ではないか、
と痛いところをつきます。

庄司と佐々見はマリアに対して敵対的な態度をとり、
マリアの身柄も拘束すると言います。
しかしマリアは、コエムシが協力すればテレポートできるのだから、
拘束するのは無理だと言います。

マリアはコエムシを呼び出し、
マリアと庄司を父親の艦にテレポートさせてもらいました。

原作のコエムシに比べれば、小説版のコエムシはまだ穏やかな性格なので、
発艦作業中のカタパルトに転送される程度で済み、
怪我はしませんでした。

田中が説得し、ロボットを見せてもらうことにしました。
まるでお子さんでもいらっしゃるような口ぶりね、
と、いつの間にか現れたマーヤが言うと、
カナと同じ10歳の娘がいると田中は言いました。

マーヤが許可し、≪人形≫が出現します。

数日間、実りのない調査を続けた田中と関は、
カコの遺体を発見しました。

さらに、カコ以外にも何十、何百という夥しい数の死体があり、
全く腐敗した様子がありませんでした。
その中には、関とそっくりな遺体もありました。

ワクは自主的に空母に留まっていてくれますが、
子供たちの中にはコエムシの力を借りて
それを拒む者もいるかもしれないということで、
陸防の庄司は膨大な量の仕事をこなしていました。

そこへ、チズがテレポートしてきて、
5人の男たちを探してほしいと庄司に依頼しました。

たとえば、「モリタ 50代くらい 中肉中背、
ニックネーム・ショチョウ……署長か?」
という曖昧な特徴が書かれていました。

(余談ですが、アニメ版「ぼくらの」の監督の苗字も森田です。
しかし、よくある苗字ですし、これは偶然でしょうね。たぶん)

顔写真くらいは分からないとどうしようもない、
と言った庄司に、チズは記録媒体を渡しました。

そこに録画されていたのは、
チズが5人の男たちにレ○○されているシーンでした。

チズは、この5人に復讐したいと言いますが、
庄司は警察に届けるべきだと言います。

そんな綺麗事を振りかざす庄司の前で、
チズは自分のワンピースを引き裂きました。

庄司に乱暴されたことにしたり、
庄司を5人の仲間であると偽証したりしてもいい、
とチズは脅迫します。
庄司はチズの言いなりになるしかありませんでした。

チズが自分の部屋に戻ると、マーヤが現れ、
このままだと戦う理由がなくなったワクは負ける、
チズが女の子としてワクを元気づけてあげればいい、と言いました。

一方、ワクのところに、マコやマリアやキリエが遊びに来て、
ワクを励ましていました。
軍人たちもワクに優しくしてくれます。

軍人はワクたちに自分の部隊のTシャツを勧めており、
それを聞いたマコは、ユニフォームがあるといいと思うか、
とワクに訊きました。
ワクはすぐに「おう」と頷きました。

皆の前では明るく振る舞っていたワクでしたが、
艦内の自分の部屋に戻り、関が訪ねてくると、
自分のお通夜のことを思い出してしまいました。

お通夜のあった日、ワクはコエムシに転送してもらったのですが、
強がっているワクの級友がワクの悪口を言っているのを聞いてしまい、
両親の顔も見ずに艦に戻ってしまいました。

地球が滅亡の危機だっていうのに、大人たちはケンカばかりしている、
オレが守りたいって思った世界はどこにあるのか、
オレは何のために死ぬのか、とワクは後ろ向きなことを考えていました。

ワクの部屋を出て、関が田中と相談しているところに、
カナとコエムシが現れました。
コエムシは、カナがお願いがあるのだと言いました。

その夜、ワクの部屋に、何ひとつ身にまとっていないチズが現れました。
チズは、わたしを愛しなさい、愛するわたしのために戦いなさい、
と言い、ワクを押し倒しました。

しかし、ワクはこんなのは違うと思い、チズを拒絶しました。

次の日の夕刻、敵が襲来しました。

田中と関もマーヤの計らいでコックピットに転送してもらえました。
チズは庄司にも来てもらった方がいいと言い、
コエムシは庄司も転送しました。

関はワクに、予定通りロボットを動かさないように、と言います。

大人たちは、敵は国防軍が倒す、そうすればワクは死なずに済む、
と甘いことを考えていたのです。

しかしマーヤは、この≪人形≫を動かさずに勝った例など、
これまでに見たことがないと言います。

やがて、敵性トミコローツ≪洋梨≫が現れました。
くびれをもった丸くて背の低い瓶のような形をしています。

国防軍は、怪獣の総称を「トミコローツ」とし、
≪人形≫のことは「アムシペ」と呼んでいました。

国防軍は≪洋梨≫を攻撃しますが、効いていませんでした。

さらに、≪洋梨≫の腕の先に、
平凡な服を着た民間人の女の子が立っているのが見えました。

ワクは、その女の子をコズエだと思い、混乱します。

やがて、キリエが、あれが敵のパイロットなんだと言いました。
あの子は、地球人だけど、ぼくらの地球の人間じゃない、と言います。

マーヤは、枝状分岐宇端末点(えだじょうぶんきうたんまつてん)、
要するにパラレルワールドの地球と戦っていたのだ、と言います。
可能性同士を戦わせて、有意味な可能性だけを残そうとしているのです。

ワクたちは、これまでに世界3つと戦って勝ってきたので、
ざっと3百億人くらい殺してきたことになります。

≪洋梨≫のパイロットの女の子は、それに耐えられなくて、
あのような自殺行為をしているのでした。

ちなみに、本当の勝利条件は、敵の急所を潰すことではなく、
敵のパイロットをこちらの地球人が殺すことでした。

それを聞いた関は、≪洋梨≫の女の子を殺すように指示を出します。

しかし、ワクは、やめろと叫び、ミサイルをレーザーで撃ち落とします。
そんなワクに、庄司が拳銃をつきつけ、いいかげんにしろと怒鳴りました。

しかし、ワクは拳銃に怯まず、もう誰にも死んでほしくないと叫び、
新しいミサイルをレーザーで撃ち落としました。

しかし、「それはミサイルではなく、人の乗っている飛行機でした。
人を殺してしまったことに絶望したワクは、
誰も殺したくないんだ! 誰にも死んでほしくないんだ!
と叫びます。

しかし、≪洋梨≫の少女は、自分の仲間に殺されてしまいました。

さらに、チズが庄司の拳銃に手をかけ、
引き金を引かせてワクを射殺してしまいました。

ヒーローになろうとしたワクは、ヒーローになれないまま死んでしまいました。


というあらすじなのですが、原作にもあったエピソードを上手く組み合わせ、
ワクが混乱し、絶望していく様子を描いていたと思います。

衝撃的なラストで「ワク」編は終わり、第6章「チズ」編に続きます。

(原作 鬼頭莫宏「ぼくらの~alternative~」2巻 5章 6章 7章

大樹連司・鬼頭莫宏「ぼくらの~alternative~」1巻4章「ツバサ」のネタバレ解説

ツバサには、三棟続きのコミュニティ住宅に住む2人の幼馴染の男の子たち、
モジとナギがいました。

落ち着いた性格で聡明なモジと、活発なスポーツ少年のナギ。
2人が自分のことを「異性」として見ていることには気付いていました。

そんなある日、小学6年生のときに、ナギが心臓の病で倒れました。
遺伝性のやっかいな疾患で、心臓移植をしなければ20歳まで生きられません。

それから1年近くが経過した頃、ツバサは≪人形≫のパイロットに選ばれました。

モジは、頻繁にナギのお見舞いに行っています。
それはツバサとナギを2人きりにさせたくない、
というツバサに対する好意の現れでした。

ここで回想です。
カコの戦闘が終わった後、ツバサたちはコエムシにルールを再確認しました。

怪獣が出現してから48時間以内に敵を倒さなければ、
この地球が消滅します。

そして、その敵を倒すことができるのは≪人形≫だけなので、
パイロットに選ばれても≪人形≫を動かさなければ死なずに済む、
なんて上手い話はありませんでした。

ツバサたちがとることのできる選択は、
勝ってこの世界を守って死ぬか、負けてこの世界とともに死ぬ、
の2通りしかありません。

マリアが、誰がこのルールを定めたのかと訊くと、
マーヤは、「神さま」だと言いました。
マリアが、こんな悪魔のような所業が神の御業であるものかと反論すると、
初めてマーヤは深い怒りを込めて「その悪魔こそが、私たちの神なのよ」と言いました。

ツバサは、自分を育ててくれた両親や、学校の友達、
そしてモジとナギを守るために戦う、と決めました。

回想終わりです。

ツバサは死の恐怖で眠れぬ夜を何度も過ごしました。

ある日、ナギのお見舞いに行くと、「怪獣」の話になりました。
ツバサは、自然学校で知り合った友達が行方不明になった、という話をします。

すると、ナギは、自分がそいつの代わりに死んでやれればよかったのにな、
と言いました。

病気になってすぐの頃は、早く移植者が見つかりますように、と祈っていたナギですが、
あるとき、それが祈りではなく呪いであることに気付いたのです。
誰か早く死んでくれますように、という。

ナギは、自分ができることは早く死んで他の誰かに心臓以外の臓器を提供することくらい
なのではないか、と言います。

ツバサはそのナギの言葉を遮り、ナギが生きているだけで嬉しいと言いました。

するとナギは、「ツバサのことが好きだよ」と告白しました。

その後で、「モジのやつをよろしくな」と言いました。

同時刻。実はそのとき、病室の前に、モジが立っていました。
モジは、ナギの「モジのやつをよろしくな」という台詞は聞かず、
告白の部分だけを聞いてしまいました。

このままナギが心臓病で死んでしまえば、ツバサは一生モジを選ぶことはないだろう、
とモジは考えました。

病室には入らずに待合室に行ったモジは、そこでマーヤと出会います。

マーヤは、自分はツバサのクラスメートなのだと名乗り、
怪獣が、数日以内にモジの家がある街にやってくる、と予言しました。

もしも殺したい相手がいるのなら、事前にモジの街に呼んでおかないといけない、
とマーヤは助言します。

そしてモジは、自分がツバサに選ばれるためには、
怪獣災害で事故死に見せかけてナギを殺すしかない、
という結論に達してしまいました。
ナギが病気以外の理由で、モジにも起こりうる原因での死を迎えれば、
自分とナギは対等である、とモジは考えたのです。

いつの間にかマーヤはいなくなっていました。

そして、数日後。
敵性怪獣≪矛盾≫が現れました。
一つは細長く鋭い≪矛≫のような形をしており、
もう一つは五角形の≪盾≫のような形をしています。
急所は一つで、片方が片方を遠隔操作して戦うタイプです。

避難を待つこともできず、≪矛≫が動きました。

≪矛≫が攻撃をし、≪盾≫がレーザーを放ちながら防御と牽制をするという戦い方で、
≪人形≫が若干不利でした。

≪盾≫が乱射したレーザーを、≪人形≫の装甲が跳ね返し、
ツバサたち3棟の家を凪ぎました。
ナギ、ツバサの家が倒壊し、モジの家も半壊します。

そのとき、ツバサは半壊した家の中にモジとナギがいることを認識しました。

その日は、ツバサたち3家族がここに引っ越してきた日であり、
ナギが入院するまではちょっとしたパーティーをしていた日でした。

モジは、ツバサを元気づけよう、とナギを説得して、
小康状態のナギを一時帰宅させたのでした。

レーザーで家が半壊したとき、モジもナギも奇跡的に生きていました。
しかし、ナギはショックで心臓発作を起こしてしまいます。

ナギはポケットから常備薬を取り出しますが、「ナギはその手を踏みつけます。
ツバサはやさしい子だから、ナギが生きているとずっと拘束されてしまう、
とモジは言い、薬のケースをもぎ取って逃げました。

ワクとマリアは、コエムシに頼んでナギのところへ転送してもらいます。
救命措置や心臓マッサージをしますが、ナギは、
『モジ……あり……がと……う……』
と最期の言葉を言い、亡くなりました。

ツバサは戦う意味を見失ってしまいますが、
キリエは、ナギの心臓が動いた。今ならまだ間に合うから早く敵をやっつけるんだ、
と嘘をつき、ツバサを戦わせました。

ツバサは、コックピットを切り離し、脱出します。

そのとき、≪矛≫が≪人形≫の本体を貫き、そのままの勢いで≪盾≫も貫きました。

こうして、≪人形≫は≪矛盾≫に勝利しました。

キリエが、ツバサを騙したことを謝ります。

ツバサはナギの死体をかき抱き、『私、なんのために戦ったのかな』と言った後、
唇を重ねました。

数日後の合同葬儀で、ワクはモジを発見しました。
ワクはモジに詰め寄りますが、
モジは壊れた人形のようにぼんやりとした目をしているだけでした。

そのとき、ワクは自分の名前が呼ばれ、次のパイロットに選ばれたことを知りました。


というあらすじなのですが、モジではなくツバサがパイロットに選ばれていたら、
という「IF」の世界を上手く描写していたと思います。

原作の漫画でも、モジは当初、ジアースを使ってナギを殺そうとしていましたからね。
後でパイロットが死ぬと分かったため、モジのその計画はポシャってしまいましたが、
例えば漫画のコダマのタイミングでモジがパイロットになっていたら、
かなり悲惨なことになっちゃってたでしょうね。

この話は2巻に続きます。

大樹連司・鬼頭莫宏「ぼくらの~alternative~」1巻3章「カコ」のネタバレ解説

カコは小学生の頃から足が速く、
昔はヒーロー扱いされていたこともありましたが、
やがて「足が速いだけがとりえ」の奴になってしまいました。

中学に入学したカコは目立つ連中と付き合おうとして、
結局、使いっ走りにさせれてしまいいました。

ある日、ヤキソバパンを買いに購買へ走ったものの、
直前の授業が長引いたせいで間に合いませんでした。

キリエが機転を利かせて代わりに買っておいてくれたものの、
カコは「罰」を受けさせられました。

そんなカコにとって、≪人形≫の操縦者に選ばれたことは、
とても「ラッキー」なことであり、興奮させられることでした。

遅い昼食をとり始めたカコとキリエの前に、
コエムシとマーヤが現れ、コズエが死んだことを説明しました。

コズエの戦いは現実だったけど、あの東京は現実じゃない、
というキリエの推測に、マーヤは「五十点」と言い、消えました。

カコは皆に電話して、自分が次のパイロットに選ばれたと話しますが、
カコが必要以上に舞い上がってしまったせいか、
コズエの死に動揺している他の子供たちからは、
冷たい態度をとられてしまいます。

カコは≪人形≫の名前をイサオ号にしようと言いますが、
誰も賛同してくれません。

最後に電話したマリアには、この戦いの目的、黒い巨人の正体、
敵の正体などを知る必要があると諭されますが、
カコの耳には届きませんでした。

自分はヒーローになったのだと舞い上がったカコは、
昼休みに体育館の裏で不良たちに、
もうお前らの言いなりにはならないと決別宣言をします。
不良たちに腹を殴られたのを皮切りに、15分以上「教育」されました。

カコは午後の授業を、
キリエが届けてくれたジャージで過ごすことになります。

そこへ、≪人形≫が出現し、カコは大喜びです。

(ところで、どうでもいいですが、
挿絵のカコはジャージではなく制服を着ています。ミスですね。
小説もしくは挿絵の締め切りがきつかったんでしょうね)


コックピットに転送されますが、他の子供たちはカコに注目してくれません。
カコに励ましの言葉すら送ってくれません。
まあ、これはカコの態度が悪いのですが、可哀相です。

敵はまだ出現していません。

カコは、逃げ惑う群衆の中に、
さっきカコを「教育」した不良3人を発見しました。

カコは、不良たちの足元を狙って、レーザーを撃ちました。
ちょっと驚かせるだけのつもりでした。
悪党が驚き、尻餅をつくのを見て、鬱憤を晴らすだけのつもりでした。

カコに殺意はありませんでした。

しかし、≪人形≫の力はあまりにも巨大すぎ、
レーザーの衝撃波で不良3人とその周辺にいた中学生たちを殺害してしまいました。

仲間たちから責められたカコは、前の戦いだって嘘だったんだから、
これだって夢なんだと叫び、パニックになって町にレーザーを連射します。
大惨事です。

そこへ、敵性怪獣の≪風車≫が出現します。
向日葵か扇風機のような形をしており、
8本のプロペラを回して光線を発射することができます。

≪風車≫は遠距離攻撃に特化したタイプであり、≪人形≫を狙撃します。
その攻撃で≪人形≫は右腕を半分吹っ飛ばされました。

次の攻撃が来て、コダマはよけろと言い、マコはよけちゃ駄目だと言いました。
よけたら町に当たるから、と。

カコは下の街のことなど考えず、≪人形≫で全力疾走し逃げます。
≪風車≫は≪人形≫を追って水平射撃し、被害を拡大させます。

≪風車≫はプロペラを回転させてから発射するまでにタイムラグがあるので、
光線を撃った直後に近付いて近接戦に持ち込めば勝てるのですが、
パニックになったカコにはそんな余裕はありませんでした。
≪風車≫に近づこうともしません。

今度は≪風車≫が違った回転をし、
2本の光線で≪人形≫を挟み撃ちにしようとしました。

そのとき、キリエが「早く逃げれば?」「カコくん、足、速いんでしょう」と、
あざけりを含んだ口調で言いました。

キレたカコは椅子から立ち上がり、前方にいるキリエに殴りかかります。
キリエを押し倒すと、馬乗りになってさらに殴りつけます。

≪人形≫がその動きを正確にトレースし、光線をかわし、
≪風車≫に近づくことができました。

仲間からの指摘で、カコもこれがチャンスだと気付き、≪風車≫を殴ります。
≪風車≫は細いワイヤーのようなものを出し、≪人形≫を縛り、
≪人形≫の右腕を封じました。

左腕が長すぎて殴りにくいので、マーヤの指示で腕を切り離し、殴りました。
その攻撃で≪風車≫の急所を潰しました。

カコは勝利に喜びますが、ワクは、「何人死んだと思ってる!」と怒鳴りました。

カコは「次は、もっとうまくやってやるよ」と反論しますが、
そこでマーヤとコエムシはネタバラシをします。

この≪人形≫は「パイロットの生命力を使って動く。
一戦闘するごとに、パイロットは死んでしまう

ということをコエムシは説明します。

カコは死にたくないと絶叫し、駄々をこねてさらに町を破壊します。
ワクがカコに馬乗りになって止めますが、カコはワクの首を絞めようとします。
ワクも反撃し、カコは動かなくなりました。

カコの首筋にはワクの手形が残されてしまい、
マーヤの指示で、コエムシはワクの死体を≪人形≫の隙間に詰めました。

今回の死者は1万2000人以上でした。

次に、ツバサが声を受けたと言ったところで、4章に続きます。

というあらすじなのですが、
原作漫画にあった「カコくん…、足、速いよね」というキリエの台詞を
有効活用しているのがいいですね。

原作でもいいところがなかったカコですが、小説はそれに輪をかけて残念です。
今回のカコは漫画におけるコダマのポジションなのですが、
原作のコダマが町に大きな被害を出さずに勝利したのに比べ、
カコは物凄い被害を出しちゃってますからね。

ただ、「パイロットが死ぬ」ということを知らなければ、
カコはパイロットに選ばれたことで喜ぶ、
という原作信者でも納得できるストーリー作りにしているのがいいですね。

その代わり、原作だとカコ編のヒロインっぽかったチズが空気になってましたが。
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