伏見つかさ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑫(最終巻)」のネタバレ解説

俺の妹がこんなに可愛いわけがない (12) (電撃文庫)


伏見つかささんの「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」12巻(最終巻)の
ネタバレ解説です。

第1章。
京介と桐乃は、秋葉原のショップでカップル限定の特典を手に入れるために、
クリスマスデートをすることになります。
いつもだったらそれは桐乃からの提案なのですが、今回は京介からの提案でした。

まずは原宿で京介の服を桐乃が全身コーディネートした後、秋葉原へ移動します。
京介たちの前には馬鹿ップルがいましたが、その馬鹿ップルの正体は赤城兄妹でした。
赤城たちは「男だらけのメリークリスマス」を、
京介たちは「くりすます聖夜(ほーりーないと)」というエロゲーを買うという、
ごく普通のクリスマスの過ごし方ですね。

京介と桐乃はラブホテルではない普通のホテルへ行き、買ったばかりのエロゲーをプレイします。
その後スカイツリーへ行きますが、曇りだったため桐乃の期限が悪くなります。
しかし、雪が降ってくれたおかげでホワイトクリスマスとなり、いい雰囲気になります。

そこで京介は、桐乃の卒業後の進路(海外留学)を話題に出した後、
「好きな奴がいるんだ」
と発言します。
それを聞いた桐乃は頬に一筋の涙をこぼし、逃げ去ってしまいます。

第2章。
はい。ここで回想が入ります。
10巻で京介が1人暮らしをしていて、あやせが通い妻をしていた頃に話は遡ります。
あやせが部屋中捜索してエロゲーを発掘したり、
京介のパンツを洗濯するために無理やり脱がせようとしているところに加奈子がやってきたり、
買い物に行った2人はそこでベビーシッターのアルバイトをしているフェイトさんと出会い、
赤ちゃんを押しつけられ、その赤ちゃんがあやせの胸を――という楽しいイベントの後、
11巻でカットされていたあやせの告白に対する京介のリアクションが明かされます。
京介は、あやせを振りました。好きな奴がいるからと。
最後にあやせは涙目でキスをし、
「さよなら、お兄さん。あなたのことなんか、大嫌いです」
と言いました。

第3章。
まだまだ回想は続きます。
今度は黒猫と付き合っていた頃の回想です。
黒猫が自宅でゴスロリビキニを着たり、京介が選んだ水着を着て市民プールで泳ぐ練習をしたり、
聖天使の格好のせいでお巡りさんに職務質問をされたり、という楽しい回想が続きます。
……もちろん、この後別れちゃったんですけどね。

そして、12月20日。
京介は黒猫に、本当の意味での別れを告げます。
黒猫は9巻で大活躍した「運命の記述」を破り捨て、慟哭しました。

そして第1章の時系列に戻ります。
逃げた桐乃を追いかける京介の前に、シスカリ仕様の痛ミニバンが現れます。
運転しているのは槙島香織で、沙織と黒猫も乗っていました。
ちなみに秋葉原デートのアイデアを出したのは沙織であり、
それをいいことに2人のデートを観察していたのでしたw

桐乃に追い付いた京介は桐乃に、「お前のことが好きだとガチの告白をします。
さらに黒猫改め闇猫が4日前、京介が闇猫に告げた恥ずかしい台詞を大音量で流します。
何度もキモいキモいと言った桐乃に京介は何度も告白し、結婚してくれええええと絶叫します。

『はい』

と見開きで泣いている桐乃の挿し絵があるのですが、これはいい演出ですね。
漫画だとありがちですけど、小説だと非常に印象に残ります。

それにしても、本当に実妹ENDやりやがりましたね。
もうそうなるんだろうなあと分かっていても驚きます。

第4章。
付き合うことになった2人が最初にやったのはエロゲーでしたwww

とりあえず、桐乃は卒業後に留学するのをやめました。
結局これからどうする?
という話になるのですが、2人はエロゲーを参考にします。
それでこそ高坂兄妹だぜ!!!

……で、まあ、エロゲーなのでそういうシーンがあるのですが、
さすがにそれを参考にはしませんでした。
実は桐乃も2年目のクリスマスデートの際に京介に告白しようとしており、
2人は一生懸命落としどころを考えます。

ホテルに泊まった翌日、2人は黒猫と沙織に報告します。
黒猫はまああれなのですぐに納得しましたが、常識人の沙織さんは戸惑います。

ゲーセンに行き、そこでクマさんパジャマを着た櫻井秋実と再会します。
桐乃は櫻井さんに、自分は京介の彼女で妹だと自己紹介してしまいます。
ちなみに11巻で3年前も今も好きな奴がいるからと断っていたという例の話は、
3年前と現在では別の人だったというオチでした。まあ、予想はしてましたけど。

これも一種の叙述トリックですね。
余談ですが、この巻には何度も叙述トリックという言葉が登場します。
ミステリーならともかく、ラノベで叙述トリックに関する詳しい説明なしに
当たり前のように文中に登場する日が来るなんて……。
ミステリーオタクのしまうましたとしては感慨深いです。

あと、加奈子はライブの真っ最中に大勢のファンの前で京介に告白しますが、振られます。
ページ数も少なく、扱い悪いですね……。
それでも告白シーンがあっただけ、沙織よりはマシですが。

それにしても、この巻は告白ラッシュ&フラグクラッシュの連続ですね。
告白って何だっけとゲシュタルト崩壊しそうです。

第5章。
櫻井さんが言っていたお布団デートをするという言い訳で、
桐乃は京介のベッドに潜り込みます。
何という馬鹿ップル。

桐乃は京介の部屋にコレクションを押しつけます。
その際、京介は例のアルバムとiPodを再発見します。
アルバムには大好きなお兄ちゃんの写真、
iPodには昔の桐乃が吹き込んだ未来の自分への人生相談が入っていました。
最終巻だけあって、伏線の回収もラッシュですね。

第6章。
一気に時間が飛び、卒業式の日になります。
京介は無事に大学に合格し、瀬菜と真鍋くんは付き合い始めていました。

部活に顔を出した京介は、部長や瀬菜や真鍋くんや御鏡と別れの挨拶をします。

その帰りに――ラスボスの麻奈美さんが登場します。

桐乃はかつてないウザさで(京介に対する言動は
まだ抑えていたんだと分かるくらいのウザさで)麻奈美を挑発します。

そして麻奈美は、桐乃のお腹に鉄拳を食らわしました。
口喧嘩ではなくリアルファイトが続きます。ガチの殴り合いです。
何度も兄妹で付き合うなんて気持ち悪い、異常だと麻奈美は主張します。

本当なら麻奈美は何年もかけて外堀を埋め、既成事実を作り、
いつの間にか京介と付き合っていることにしたかったのでしょうが、
残念ながらそれは見事に失敗してしまっていました。
1巻が始まった時点の関係がずっと続いていれば、そうなっていたかもしれないんですけどね……。

麻奈美はそれでも最後に告白しますが、京介は『桐乃を選ぶ』と宣言しました。

京介と桐乃は2人だけの結婚式を挙げ、別れました。
もともと2人は卒業したら別れる予定でした。
これが2人の出した『落としどころ』だったのですが、
何となくこれは黒猫の『運命の記述』の影響を受けたものなんじゃないかなあと思います。

エピローグでは、いつもの『オタクっ娘集まれ』に新メンバーが加わることになり、
京介と桐乃は秋葉原へやってきます。
そこで京介は、もう別れたはずなのに不意討ちのキスをしました。
10巻の桐乃の『何でも言うことを聞いてあげる』という伏線も無事に回収できました。


というあらすじなのですが……ああ、やっぱり完結してしまうのは寂しいですね。
あと、京介の両親が全く登場していないのも気になりました。
まあ、登場させてしまうとややこしくなるから仕方ありませんし、
さすがに親に対して開き直るのはギャグじゃすみませんからね。

とりあえず、長期シリーズものとしては綺麗に完結した方なんじゃないかと思います。

(2013年8月18日追記:とうとうアニメも完結しましたね。
14~16話はほぼ原作通りだったので、原作厨のしまうましたも満足です
(伏見さん的には、最終話で麻奈美と桐乃の髪型が変わってなかったのと、
最後のキスが口じゃなかったのが不満らしいですが……)。

……が、逆にどうして今まで原作通りにできなかったんでしょうか。

2期だけを振り返っても、あやせのストーカー話をカットしたり、
赤城兄妹や沙織や加奈子がメインの話を大幅に削ったり、
11巻を丸々カットしたりとかしたせいで、
伏線を張ったり回収したりできず、話が繋がってない部分も多かったですよね。
特に、あやせの告白が異様なほど唐突に見えました。
そのくせ、原作レ○プな変なオリジナルを入れるし……。

このアニメはマジで何がしたかったんでしょうか。

このシリーズは多くの巻が4章構成になっていることもあり、
原作1冊につき3~4話くらいが適正な尺だと思うので、
それに当てはめると1期も含めて36話から48話くらいの間
(つまり3クールか4クール)だと、
ちょうどいい感じだったのになあと思います。
どうせネットで配信するんなら、一定数円盤が売れるの分かってるんだし、
原作レ○プをせずに適正な尺で放送すればよかったのになあ……と痛切に思います。

作画は安定していただけに、構成や脚本が余計に残念に見えました。

まあ、それでも、この問題だらけの最終巻をおおかた原作通りに描き切った勇気は
素直に褒めたいと思います。
お疲れ様でした。)


〈俺の妹がこんなに可愛いわけがないシリーズの記事リンク〉
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伏見つかさ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑩」のネタバレ解説

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈10〉 (電撃文庫)


というわけで、予定よりも更新が遅れてしまいましたが、
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」10巻のネタバレ解説です。

最近、京介と桐乃の仲が良すぎる――ということで、京介たちは母親の佳乃から、
変な関係になっているのではないかと疑われてしまいます。
確かに、ここ7~9巻くらいの2人はデート(のふり)をしたり、
らぶらぶツーショットプリクラを冷蔵庫に貼ったり、
結婚式みたいな恰好で帰ってきたりと、怪しいことをいっぱいしていましたからね……。

家族会議の結果、京介は家を追い出され、
大介の知り合いの経営しているアパートで1人暮らしをすることになりました。
11月の初めに、京介の志望大学で模擬士試験があるので、
それでA判定を取ったら家に帰ってきてもいい、という条件で。

最短で2ヶ月で家に戻れるという、何とも中途半端な措置でした。

翌日、御鏡が家にやってきました。
「しゅーてぃんぐすたー号」――9巻の最終話に登場したメルルの痛チャリを
御鏡に返すために玄関前まで運んでくると、そこには赤城もいました。
赤城に御鏡のことを「このチャリンコの持ち主」と紹介すると、
「ずいぶんと気合の入った変態だな」と赤城は言いました。

赤城が家に来たのは、9巻で瀬奈が赤城の頬にチューした写メのデータをもらうためでした。
が、既に京介はそのデータを消していたため赤城に掴みかかられます。
まあ、そんなのはメールで送ってもらえばいいだけの話なので、
実際には瀬奈についてのノロケ話をしたいだけだったのでした。

「しゅーてぃんぐすたー号」を返すついでに、1人暮らしの参考にさせてもらおうと、
京介たち3人は御鏡の家へ行きました。
が、そこは超高級マンションだったため、あまり参考にはならなさそうでした。
しかも、玄関を入ってすぐの場所に、らぶドールが飾られていました……。

あれですね。
超お金持ちのオタクという点では若干沙織とキャラが被っている御鏡なのですが、
性別が違うだけでこんなに犯罪的になってしまうのか、という感じです。

中に入ると、やっぱり超豪華です。
気になるお家賃は、53万2000円と、フェイトさんの年収を越えていました……。

さて、御鏡のお兄さんが初登場します。
御鏡と血が繋がっているだけあって、イケメンです。
しかし実際には、家賃を払っているのは弟の方であり、兄は居候に過ぎませんでした。
しかも職業はヒモです。

赤城に対する真壁くんの好感度を下げてみたり、御鏡のオタグッズを拝見させてもらったりした後、
赤城は「ラブリーマイエンジェルあやせたん♡ ファンクラブ」
というブログを見せます。

9巻のどちらの妹が世界一可愛いか対決の際、
京介は桐乃と一緒に雑誌に映っているあやせを赤城に見せており、
それで興味を持った赤城が「新垣あやせ エ○画像」で検索したところ見つけたブログでした。
ちなみに、実際には全然エ○くないです。

第2章になり、京介は桐乃のヒモになっている夢を見てしまいます。
だいたい御鏡のお兄さんのせいですね。

京介は麻奈美や赤城と、引っ越しパーティーをやろうという話をした後、家に帰ります。
するとそこには桐乃と配送業者がいました。
何と桐乃は、京介のために冷蔵庫を買ったのです。

中学生の妹に家電を買ってもらうとか、地味にHPを削ってくる攻撃ですね。

さらに桐乃は京介に「おしかけ妹妻~禁断の二人暮らし~」というエ○ゲーをプレゼントするのですが、
この状況でそのタイトルのエ○ゲーを渡すとは、さすが桐乃さん、マジパねえッス!

その後、A判定をとれなかったら一生桐乃のドレイ、
A判定をとったら桐乃に1個だけ言うこと聞いてもらえる、という不平等条約が成立します。

夜になり、加奈子から電話がかかってきました。
9巻のラストで加奈子のライブをすっぽかした埋め合わせとして、京介は家を教えました。
翌日、加奈子がお弁当を持って家にやってきます。

最初は肉じゃがや鶏おこわを美味しいと思った京介でしたが、
実はそれは料理の先生が作ったものであり、加奈子が作った方は激マズでした。
それでも全部完食した後、加奈子は親と仲が悪くて姉の世話になっており、
仲直りのきっかけにするために料理の勉強を始めたのだそうです。

その後、例の「おしかけ妹妻」を見つけられ、何度も「死ねよ」と言われますwww
しかしそこで、「おまえ妹いんだろーが。なんで妹モノのエ○ゲー持ってんだよ!」と、
加奈子は口を滑らせてしまいます。
実は加奈子は、京介が桐乃の兄であることに気付いていたのでした。

……まあ、あれだけ色々とやっていれば、気付かない方がどうかしていますよねw

加奈子が帰った後、京介は「マイラブリーエンジェルあやせたん」を見ます。
これは既に日課になっています。

翌日、京介はインターホンの音で目を覚ましました。
転んでしまい、出るのに手間取っていると、誰かが鍵を開けて入ってきました。
スカートの中を覗こうとしてると勘違いされ、京介はあやせに踏まれてしまいます。

何であやせが合鍵を持っているのかという話ですが、のらりくらりとかわされてしまいます。

しばらくしてから、あやせは包丁を取り出しました。
京介は悲鳴を上げますが、それは引っ越し祝いでした。

そこから麻奈美と桐乃は仲が悪いという話になり、仲直りさせようと2人は画策します。

と、そこへ黒猫がやってきました。
あやせと黒猫が初遭遇です。
軽くあやせを無視する形で黒猫と話をしていると、あやせの機嫌が悪くなってしまいました。
どう見てもあやせは黒猫に嫉妬しているんですけど、京介は気付きません。

あやせと黒猫の会話がエスカレートしていき、とうとう口喧嘩レベルに発展します。
止めに入った京介でしたが、誰が原因だと思っているのかと両方から責められます。

あやせが帰った後、京介は黒猫に、桐乃とのこと、しっかり決着つけるまで、
誰とも付き合うつもりはないと告げました。

夕方になると、今度は大介が、佳乃の手作りカレーを持ってやってきました。
そして、またしても「おしかけ妹妻」が大介に見つかってしまうのですが、
京介のものではなく桐乃のものだと気付いていた大介は溜め息をつきました。

その後、「容疑者に書かせる紙」を京介に渡した大介は、誰から何をもらったかとか、
勉強の進捗具合を書いて見せるようにと言われます。
桐乃から冷蔵庫、麻奈美から問題集と弁当、加奈子と黒猫からも弁当、
赤城からトースター、あやせから包丁……と、もらいすぎていたため大介に殴られます。

それにしても、自分の息子がとんでもない女たらしだと知るというのは、
父親としてどんな気分なんでしょうねw

さらにそこへ、「特大フィギュアケース」と「究極裸体シリーズ・妹フィギュアセット」が
届けられてしまいます。それは御鏡からのプレゼントでした。

そして――京介はそのフィギュアケースを組み立てと、
エ○フィギュアを飾るのを、大介に手伝ってもらったのでした……。

第3章になり、引っ越し祝いパーティ当日がやってきます。
赤城もやってくることになっていたのですが、瀬奈が熱を出したため欠席となり、
最終的にメンバーは京介、桐乃、麻奈美、黒猫、沙織、あやせ、加奈子の7人となりました。

京介ハーレムのメンバーが、遂に集結ですね!
ちなみに、この中で桐乃がオタクであることを知らないのは加奈子だけですが、
2章の様子だとバレても全然問題なさそうな感じでした
(麻奈美については明確な描写はありませんが、知っているはずです)。

当然、みんなはフィギュアケースに注目することになるのですが、
さすが御鏡さん、いい仕事してますねえ。

まず、麻奈美と黒猫が一足先にやってきて、料理を作ります。
沙織は大家と交渉して庭を使わせてもらうために席を外します。
そこへ桐乃がやってきて、初めて麻奈美が来ていることを知るのですが、
やっぱり怒ったものの、予想よりは穏やかな感じでした。

まず、麻奈美は桐乃とお話がしたいと持ちかけます。
しかし桐乃は、京介にも関係ある話だから、模試が終わるまで待とうということになります。

その後、桐乃が学校の友達には優しいことを知った黒猫が拗ねたり、
「槇島沙織お嬢様」と「沙織・バジーナ」が混じった状態の沙織に、麻奈美が面喰ったり、
弁当を届けに来た加奈子が飛び入りで参加することになったりします。
加奈子が京介と付き合っている、と冗談を言って挑発しますが、
この前の黒猫との一件があったためあやせはキレるのを我慢します。

そしていよいよパーティーが始まり、
今までになかった組み合わせの会話があちこちで始まりました。
いやあ、読んでいて何かニヤニヤしちゃいますね。

ちなみに、加奈子の料理の師匠は麻奈美であることが判明します。

その後、誰が京介の料理などの世話をするのか、という話になり、
加奈子、黒猫、麻奈美は、自分がやると主張します。
あの気遣いの塊だった沙織さんすら、
料理も掃除もお金の力で完璧にこなしてみせる、と言い出します。

収拾がつかなくなりますがが、それを止めたのは、意外なことに桐乃でした。
桐乃は、「あやせは京介のことを嫌っているから」という理由で、
あやせに世話をしてほしいと頼みました。

翌日、早速あやせがやってきますが、あやせは髪に、桐乃と同じヘアピンをつけていました。
京介の面倒を見るお礼としてもらったのだそうです。
何となくですが、オリジナルのヘアピンは昔京介がプレゼントしてあげたものだとか、
そんなことが最終巻で判明するんじゃないかなあとか、そんな気がします。

あやせは京介を褒め殺しにした後、フィギュアケースの中身について話します。
そこで改めて、「どうして桐乃はこういうものが好きなのか」という、
シリーズの根幹に関わる疑問を呈します。
今さら話題にするということは、最終巻でその理由が明らかになるんじゃないかなあと、
ハードルを上げてみます。

数日後――大雨の日にあやせが家にやってきて、
ずぶ濡れになってしまったのでシャワーを貸しますが、
そこへ黒猫の妹の日向ちゃんがやってきます。

日向ちゃんは京介とあやせが「そういう関係」なのだと思い、
あやせは京介と日向ちゃんが「そういう関係」なのだと思い込むという、
ややこしいギャグが繰り広げられます。

そして、その日の「ラブリーマイエンジェルあやせたん」は、いつもと様子が違いました。
そのブログの管理人の「さやか」は、
あやせがオタショップで美少女フィギュアを見ている画像を載せ、
さらには京介のことをあやせの彼氏と誤解したような文章まで載せて、
「幻滅だよ!」「あやせたん、ファンを裏切るの?」などと、
かなりヤバそうな雰囲気が漂っていました。

そこへ赤城から電話がかかってきて、
このブログのあやせの画像は全て盗撮されたものだと指摘されました。
赤城のアドバイスもあり、京介は御鏡に相談します。

すると御鏡は女装してあやせを護衛しようとしたのですが、
同じ事務所の知り合いなので、あっさりとバレてしまいました。
それに対するあやせの対応は……京介に対するのと同じような感じでした。
京介と違いそういうのに耐性のない御鏡は落ち込んでしまいます。

それから、あやせにはストーカーのことは隠したまま日数が経過し、11月1日。
家に帰ると、黒猫のお腹をあやせが踏んでいました。
仲直りの儀式らしいのですが、どっちも何か気持ちよさそうでした。
考えてみると、ドM(黒猫)とドS(あやせ)なので、相性はいいんですよね……。

そして、試験当日の朝。
御鏡から、事態が深刻化してきたからあやせ本人に伝えることにした、
というメールが届いていました。
ブログを見ると、「裏切り者への最終勧告」「裏切り者への制裁を下します」
などと物騒な言葉が書かれていました。

そこへタイミング悪く、あやせがアパートへやってきてしまったので、
京介はストーカーのことをあやせに伝えます。

すると、そこへストーカー本人が現れてしまいました。
「本物のあやせちゃんを返してよ――っ!」とストーカーの女が暴れ、
京介は階段から突き落とされます。
逆上したあやせは、さやかを捕まえます。

1年前、桐乃のオタク趣味を知ったあやせと、このストーカーは似ている、
ということに気付いた京介が止めに入り、話くらいは聞いてやろうと部屋へ招き入れました。

そのストーカーは、何と、あやせの後輩の小学生だったのですが、
あやせはその後輩――沙也佳ちゃんのことを全然憶えていませんでした。
色々と事情を聞いた京介は、沙也佳ちゃんに例のフィギュアケースの中身を見せます。
すると、沙也佳ちゃんは悲鳴を上げるのですが、まあ、これが普通の反応ですよね。

そして1年前、一度は桐乃のことを拒絶したあやせが、
自分に嘘を吐いてまで桐乃と仲直りをした、ということを沙也佳ちゃんに説明します。
大介と同じく、あやせも「桐乃と京介が愛し合っている」という嘘を信じたわけではなく、
騙されたふりをしていただけだったんですよね。
まあ、大部分の読者は気付いていたのに、京介は最近まで気付いていませんでしたが

さらに、京介があの気持ち悪いブログのファンであることを告げると、沙也佳ちゃんは、
自分の夢はプロのカメラマンになってあやせの写真を撮ることなのだと言いました。

そして沙也佳ちゃんはあやせに『ごめんなさい』と謝ることができたのでした。
ちなみに、京介は階段から落ちた際に手を怪我していたのですが、ちゃんと模試は受けました。
桐乃が大学まで迎えに来てくれたのですが、いつもと違って優しい感じでした。

1ヶ月後。見事、京介はA判定をとり家に戻ることができました。
そして佳乃は、別に本当に京介が妹に手を出したと思っていたわけではなく、
勉強に集中させるために疑っているふりをしていたのだとバラしました。

そして桐乃は少し髪型を変えるのですが、それはおそらく、
11巻での麻奈美との『話し合い』に向けて気合を入れるためのものなのではないかと思います。

ところで、この2ヶ月の間に、京介の部屋は桐乃のコレクション置き場と化していました……。

そして1ヶ月ぶりにあやせと会った京介は、
2巻の夏コミ絶交事件でお互いに嘘を吐き合っていたことを謝り合います。

そして――先ほどから何度も『そして』を繰り返していますが、そして、あやせは、
『お兄さんは、とんでもない大嘘吐きです。
スケベで、変態で、シスコンで、ロリコンで、その上ドMで、
会うたびにセクハラばかりして、わたしを怒らせて、
いつだってお人好しで、お節介で……鈍くて理不尽で優しくて、いつもいつもわたしを惑わせて――』

『そんなあなたのことが好きです』
と、あやせは遂に、京介に告白したのでした。

ここのシーン、本当にヤバいです。感動します。
最後のページの挿絵でもあやせは目に涙を浮かべているのですが、
しまうましたも泣きそうになりました。


というあらすじなのですが、この話は作者の伏見つかささんのところへ、
ストーリーの展開に納得がいかない男性のファンから、
9000通以上も脅迫メールが届いた事件をヒントにして作られたという噂があります。
真偽は定かではありませんが、その話が本当なら、伏見さんは凄い人ですね。
マジで尊敬します。

ところで、しまうましたも結構このブログの中で、
色んな作家さんの色んな作品にケチをつけていますけど、
お願いですから被害届とか出さないでください……。
「気持ち悪いブログだなあ(笑)」と笑って流してください。

しまうましたは、例えどんなに小説の内容や展開や結末に納得がいかなくても、
作者を恨むことだけはありません。
「暗黒館の殺人」とか「びっくり館の殺人」とか「かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄」とかだって、
ちゃんと正史として受け止めていますから。

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伏見つかさ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑨」のネタバレ解説

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 9 (電撃文庫 ふ 8-14)


「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」9巻のネタバレ解説です。

この9巻は短編集です。
今までにも短編集のような作りの巻はありましたが、
今回は全部京介以外が語り部を務めており、
あのキャラは心の中ではこんなことを考えていたのか、
というふうに楽しむこともできます。

まずは、黒猫の妹の日向ちゃんの視点で話が進む、
「あたしの姉が電波で乙女で聖なる天使」

小学1年生の妹の珠希ちゃんの書いた作文に、黒猫のことが書いてありました。
きっと、これを読んだ先生はリアクションに困るだろうなあ、という感じの内容です。

1巻のオフ会に参加する前の黒猫は、
携帯電話に架空の厨二病の友人を登録しまくっている、痛い人でした。
いや、今も充分に痛い人ですけど。

しかし、オフ会に参加して見事に友達を作ったことで、日向ちゃんも黒猫を見直します。
桐乃のことは「ビッチ」と呼ばせていましたがw
ただし、前巻で黒猫に彼氏ができたというのは信じていませんでした。
脳内彼氏だと思っていました。

だからこそ、8巻で京介と会った時には驚いたのですが、
黒猫の話ほどには京介がかっこよくないな、と思っていましたwww

そして、黒猫が京介と別れた日、
黒猫が号泣しているのを日向ちゃんは目撃してしまいます。

傷心の黒猫と温泉へ家族旅行に来た日向ちゃんは、京介が追いかけてきたのを見て、
かっこいい! と見直します。

そして、ビッチさんこと桐乃を紹介してもらうのですが……、
2人の「妹」と会った桐乃は発狂してしまったのでした……。


「真夜中のガールズトーク」
は、「あたしの姉が~」の続きを桐乃視点で見た物語です。

温泉宿へやってきた桐乃と京介は黒猫の家族と一緒に泊まることになったのですが、
その部屋割りは、「桐乃、黒猫、珠希」と「京介、黒猫のお父さん、お母さん、日向ちゃん」
というものになりました……。

別れたばかりの元カノの両親と同じ部屋に泊まらされるとか、京介にとっては拷問ですね。
娘から「運命の記述」を渡された父親も、それを読むのは拷問だったかもしれませんがw

桐乃は黒猫に、好きな人の顔を思い浮かべてと言った後、10秒待ってから、
「そんな人はいないよ」
と言いました。
この台詞を言うのが桐乃にとってどんなに辛いことなのかは、
11巻を読めば明らかになります。

シリアスなムードへなりかけたところへ、
京介が超カッコイイと興奮した日向ちゃんがやってきます。
自分が京介と結婚すると言った日向ちゃんに、桐乃も黒猫もマジギレしました。


「俺の妹はこんなに可愛い」
は、赤城浩平の視点で話が進みます。
タイトルと語り部だけで既にヤバそうな話だと予想がつきますね。

まだ可愛い妹が腐女子であることに気付いていなかった頃。
クローゼットの中に人の気配を感じた赤城は中へ手を伸ばし、瀬奈の胸を掴んでしまいます。
ビンタされてお礼を言った後、赤城はどうしてこんなことをしたのかと瀬奈を問い詰めます。

瀬奈は赤城を芸術(アート)のモデルにしていたのでした。
そして、赤城は妹が腐女子であることを知りました。

という「自慢話」を京介にしたところ、京介はドン引きします。
ふとした話しの流れで、どちらの妹の方が可愛いかという話になり、2人はマジギレします。

翌日の昼休み、2人は家から持ち寄った妹の写真を見せ合い、デュエルをします。

しかし決着がつかず、麻奈美にどちらの勝ちかと尋ねますが、
「どっちも気持ち悪いと思うよ~」
と麻奈美は答えました。
ちなみに8巻の一件で、クラスの女子から二股チャラ男疑惑をかけられており、
「土下座しろよカス」などといじめられているのだそうです。
……まあ、、、クラスの女子はみんな麻奈美の味方でしょうからね。

その帰り道、京介は桐乃に頼んで写メを送ってもらいます。
さらに、らぶらぶツーショットプリクラまで見せつけ、赤城の完敗かと思われますが、
そこへ瀬奈が現れます。

話を聞いていた瀬奈は、兄の頬にキスする写真を京介に撮らせ、京介は勝てませんでした。


「カメレオンドーター」
この話は沙織が語り部を務めています。
また、この話が9巻に収録されている短編の中で一番長いです。

まだ12歳だった沙織は、姉の香織に拉致され、6巻に出てきたマンションへ連れて行かれます。
そこでサークル『小さな庭園(プリティガーデン)』のメンバーを紹介されます。
元厨二病の真田信也、
色んなペンネームを使い分けている来栖彼方や、
「ほっしー」という人などがいます。

実は「来栖彼方は加奈子の姉であり、マスケラの原作者でもありました。
彼方は信也をモデルにしてマスケラを描き、
さらにメルルの同人誌を書いている、桐乃の好きな絵師でもあります。
そしてさらに、ぐるぐる眼鏡の沙織・バジーナの元ネタでもあるという、
実は3人組と深い縁のある人物でした。

また、『ほっしー』というのが星野くららの姉の星野きららであり、
1巻のオフ会で京介に深い印象を与えたメイドであり、
2巻や7巻の夏コミにも登場した人物じゃないかと思います。


沙織は『小さな庭園』が好きだったのですが、
香織が結婚して海外へ行ってしまったのをきっかけに、『小さな庭園』は崩壊してしまいます。

そこで沙織は自分がサークルを立ち上げてやると決意し、彼方からぐるぐる眼鏡を譲り受けました。

こういう裏事情が分かって1巻のオフ会を見直すと、感慨深いですね。
あのメイド喫茶を会場に選んだのも、オタク姿だったのも、
本当は内気な自分を奮い立たせるためだったのでしょうね。

そして時系列が現在に戻り、8巻の黒猫の引っ越し騒動でハブられた件について、
沙織は駄々をこねます。
「運命の記述」に描かれた「理想の世界」に自分がいないことにも拗ねます。

そこへタイミング悪く、帰国していた香織がいて、
『小さな庭園』のメンバーにも聞かれてしまいました。
でも、沙織はコンプレックスを持っている姉と、ちゃんと対決できました。
沙織を褒めてあげたいです。沙織かわいいよ沙織。

例の星野きららと来栖彼方が、京介や桐乃や黒猫に話しかけますが、それぞれの反応が面白いです。
特に黒猫は、彼方がマスケラの原作者だと気付いていないみたいですw


「突撃・乙女ロード!」
は、桐乃が瀬奈と乙女ロードに行ったときの話です。
一応説明しておくと、乙女ロードというのは池袋にある、
女性のオタク向けのお店がたくさん集まった場所のことです。

2人はどちらの兄の方がシスコンかという、どこかで聞いたような話になるのですが……、
これは瀬奈の方が分が悪かったですね。
マジキチなエピソードに関しては高坂兄弟の方が多いですから。

瀬奈は逃げ帰りますが、桐乃を男体化して京介とカップリングすることでリベンジしました……。


「過ちのダークエンジェル」
は、あやせが語り部を務めています。
加奈子から、例のマネージャー(京介のことです)を次のライブに呼んでほしいと言われ、
あやせは困っていました。

そんなところへ麻奈美から、京介が彼女と別れたという知らせが入ってきます。
「自分のために」京介が彼女と別れたと思い込んだあやせは京介に電話しますが、
普通に「違う」と言われます……。

うーん、でもこれ、あやせの立場にしてみれば無理もないと思うんですけどね。
前巻であれだけ怒ってましたし。

あやせに頼まれ、京介はメルルのライブ会場にやってきます。
京介の名前を忘れてしまっていた加奈子に、京介は例の赤城浩平という偽名ではなく、
京介という本名を教えてしまいます。

ちなみに、そのライブにはアニメのオープニングを歌っていた
「ClariS」がやって来るのだそうです。

しばらくして、楽屋へ「アリス」「クララ」と名乗る2人組の女の子がやってきました。
2人は何と、加奈子のファンなのだそうです。
加奈子は有頂天になりますが、ブリジットちゃんの様子がおかしいです。
京介はその理由を、アリスとクララの2人が実はClariSだからだろうと、あやせに説明します。

ブリジットちゃんは熱いお茶を出そうとして転んでしまい、
アリスとクララにかかりそうになったのを京介が庇ったのですが、
事情が分かっていなかったあやせに成敗されてしまいました。

その後、京介のところにメールが届き、
京介はライブを放り出してどこかへ行ってしまいました。
この話は次の「妹のウエディングドレス」に続きます。


「妹のウエディングドレス」
上の短編のライブに行きたかった桐乃でしたが、その前のモデルの仕事が長引いてしまい、
行けそうにありませんでした。
そこへ、サイズは大人用なのにデザインは小学校低学年の女の子向けの補助輪付きで、
おまけにメルルの痛チャリという、とんでもない自転車に乗った男が現れます。

彼こそが、我らがヒーロー、高坂京介でした……。

ライブに間に合わないと桐乃が京介にメールしたので、
御鏡さんから借りた自転車で迎えに来たのです。

面白がった美咲さんは、桐乃が着ていたウエディングドレスの衣装のスカートを破り、
自転車に座りやすいようにした上で、見に行けと言いました。
最後は、2人が手を繋いでライブ会場に到着したシーンで終わります。


という感じでしたが、全体の印象としてみると、妙に瀬奈の出番が多い気がしました。
事実上2つもメインの話がありますからね。

後は、遂に沙織の謎めいたキャラにメスが入ったのが良かったですね。

他のヒロインに比べて麻奈美の出番が本当に少ないんですけど、
まあ、しょうがないかな、という感じです。
このときの麻奈美の内面は描写しない方がいいでしょうし……。
一応、麻奈美は11巻で大活躍しますよ。
〈俺の妹がこんなに可愛いわけがないシリーズの記事リンク〉
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伏見つかさ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑧」のネタバレ解説

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈8〉 (電撃文庫)


「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」8巻のネタバレ解説です。
この8巻は、7巻のラストから直接話が繋がっています。

黒猫にガチの告白をされた京介ですが、
目に涙を浮かべた黒猫を見ても、京介は何も答えられません。
そんな京介に、黒猫は正座を命じ、必死に自己アピールをします。

厨二病っぽい感じの、しかし純粋な気持ちは伝わってくる告白を聞いても、
京介は「考えさせてくれ」と言います。
翌日、打ち上げの後で返事を聞かせる約束をして、京介は帰宅します。

すると、家に帰ってもまた、桐乃に正座を命じられます。
昨日(7巻)の偽彼氏騒動事件の話をした後、
もし近いうちに告白されたら、真剣に考えてあげてと言われます。

田村屋に寄った京介は、麻奈美から何か相談したいことが
あるんじゃないかと訊かれますが、誤魔化そうとします。
しかし、「おこるよ?」という麻奈美の言葉にビビった京介は土下座します。
しかも、その土下座をクラスの女子に目撃されますwww

ところで、麻奈美の3年ぶりのマジギレ予告だと京介が言っていますが、
その3年前のマジギレは11巻で読むことができます。
ちなみに、麻奈美は黒猫のことで悩んでいるんだろうと気付いており、
黒猫とちゃんと向き合ってあげなさいと諭されます。

うっわあああああ、という感じです。
桐乃も麻奈美も、黒猫を押しのけて告白しようとはしないんですよね。
何か胸を締め付けられるような気分になります。

その昼過ぎに、京介、桐乃、黒猫、沙織の4人は夏コミの打ち上げをやり直します。
その際、3人は沙織に謝りました。
沙織は一瞬だけ鬼軍曹モードになって怒りますが、
やっぱり優しい性格なので許してあげました。

その後、遂にシスコンを自覚した京介は、
7巻のプリクラを携帯電話に貼ったのを他の3人に見せびらかします。

帰り際に、黒猫は沙織に、
1巻のオフ会の後、二次会に誘ってくれてありがとうとお礼を言いました。
沙織は泣きましたが、しまうましたも泣きそうになりました。

そして、黒猫を家まで送る途中、京介は黒猫と付き合うと返事をしました。

翌日。御鏡が家にやってきて、強引な頼みに負けてしまい、
京介は御鏡をゲーム研究会の部活動に連れて行くことになりました。

イケメンな御鏡を見た瀬奈はテンションを上げます。
ちなみに、御鏡の挿絵はこの話が初出なんですけど、
いくらイケメンのモデルという設定でも、この髪型はないんじゃないかと思います。

黒猫と付き合い始めたことを部員たちに報告した後、
京介と2人きりになった黒猫は、「運命の記述(デスティニー・レコード)」
という分厚いノートを見せます。

それは、黒猫が徹夜で、京介としたいことを書き綴ったノートでした。
京介はそのノートの通りに行動しようと言い、
まずは「先輩とデートする」ことになりました。

また、そのノートによると、黒猫にとっての理想の世界は、
食卓を囲んだ桐乃と京介が、誰かに『お前も混ざれ』と幸せそうに笑っている絵でした。
その誰かというのは、普通に考えれば黒猫のことでしょう。

第3章になり、京介はあやせに呼び出され、また手錠プレイを強要されました。
あやせは桐乃や麻奈美とは違い、京介に彼女ができたことで怒っていました。
個人的には、あやせの反応の方がまともだと思います。
しかし、あやせはあやせで、とんでもないヤンデレツンデレなので、
怒っている理由を説明することができず、京介を追い出してしまいます。

ところで、重版本では修正されているのですが、
初版本では、あやせが京介の手錠を外すという描写がありません。
あー……でもこれは、ミスに気付いた人の方が凄いと思います。
しまうましたも発売直後に初版本を読んだのに、
他の人に指摘されるまで全然気付きませんでしたよ……。
自分の読解力に自信がなくなりましたorz

それはさておき、階段から転げ落ちてしまった京介は、家に帰り、
例のプリクラを冷蔵庫に貼ったことで桐乃から責められました。
この巻は黒猫がメインの話なんですけど、
今まで散々京介を振り回してきた桐乃が、今回は京介に振り回されているせいか、
桐乃が異常なほど可愛く見えますね。

その後、怪我に気付いた桐乃に手当てをしてもらいました。
これも昔だったら考えられない行為ですね。

京介は家を出て、黒猫と待ち合わせていた学校の正門前に行きます。
そこには、変なポーズをして「聖天使の衣」を身に纏った黒猫……ではなく、
「神猫」にクラスチェンジした元黒猫がいました。
昨日部室で、いつから彼女の胸を触ってもいいかという話を聞かれたせいか、
胸に詰め物までしていましたw

ヨドバシカメラという、普通のデートコースからは外れた場所でデートした後、
2人は手を繋ぎます。
2人とも初々しくて可愛いのですが、黒猫は手を繋ぐのにも練習が必要だと言います。

そして、初期の頃からちょくちょく話に出てきた、黒猫のバイト先が遂に明らかになります。
母親の知り合いが経営している古本屋でした。
古本屋。なるほど、黒猫っぽいですね。
その後、2人は公園でお弁当を食べます。
そのとき京介は、お弁当の中身が草ばっかりだと文句を言いますが、
実はこれは黒猫の妹たちの意見を参考にしたのだと、9巻で明らかになります。

翌日は、黒猫は妹たちを家から追い出し、京介を呼びます。
京介は邪気眼カップルになるつもりはないと釘を刺すつもりが、話が噛み合ってしまいますw

しばらくして、突然黒猫がお風呂に入ってしまいますが、
そこへ黒猫の妹の五更日向ちゃんと珠希ちゃんが帰ってきて、大騒ぎになります。
ちなみに、黒猫がお風呂に入ったのは、午後から出かける予定だったからなのだそうです。

その数日後。
桐乃の書いたケータイ小説、『妹空』がアニメ化されることになったのだそうです。
桐乃は声優のサンプルボイスとかを聞いてニヤニヤしています。
結構可愛いのですが、このシーンはアニメだとカットされる可能性大です。
だって、アニメ版俺妹だと既に桐乃の小説アニメ化されてますからね。

その後、桐乃は携帯電話に貼ったプリクラを見せつけます。
さらに、待ち受けまで京介の画像になっており、焦った京介は携帯電話を奪おうとして、
ラッキースケベ状態になります。

黒猫の「運命の記述」を実行する「儀式」は着々と進行していきます。
2人でプールに行ったり、ゲー研で作ったゲームを一緒にプレイしたりします。
そのゲームを一緒にやろうと黒猫は桐乃を誘いますが、桐乃は逃げてしまいます。

また黒猫の家に遊びに行き、黒猫の厨二病エピソードを日向ちゃんから聞きます。
黒猫は浴衣に着替え、2人で花火大会を見に行きます。
黒猫は京介のことを「京介」と呼ぶようになり、とてもいい雰囲気です。

しかし――黒猫が示した「運命の記述」には、
『先輩と別れる』という、衝撃の言葉が書かれていました。
京介は非常にショックを受けますが、しまうましたもショックでした。
何かの間違いというか、誤植なんじゃないかと思いました。

しかし、第4章になり、瀬奈は黒猫が転校したと京介に教えました。
頭がおかしくなりそうな、現実でした。

ところで、何か瀬奈が可哀想ですよね。
黒猫の友達にするためにゲーム研究会に誘ったのに、
黒猫が先にいなくなっちゃうなんて……。

家に帰った京介は、黒猫に電話しても繋がらず、ふて寝してしまいます。
そして、深夜1時という時間に目が覚めた京介は、桐乃の部屋に行き起こしました。

夜這いと勘違いした桐乃は動揺しますが、1巻の冒頭の再現だと気付くと冷静になりました。
京介は『人生相談があるんだ』と言って事情を説明します。
黒猫の転校や、別れ話については、桐乃も知りませんでした。

後ろから桐乃に抱き締められ、自分に任せろと言われます。

翌日。桐乃が黒猫に連絡を取り、黒猫は現在位置を示す地図画像を送りつけてきました。
その地図の場所――温泉街へ行った2人は、ジャージ姿の黒猫を発見しました。

なぜ京介と別れたのかと詰め寄る桐乃に、
桐乃は自分と京介が付き合うことに納得していないのではないか、と黒猫は指摘します。
さらに、桐乃の口調を真似て、
『――ほんとはさ、美咲さん、あたしたちのデート……尾行してなかったとしたら?』
と、とんでもないことを言います。

まあ、正直に言うと、7巻の時点で予想してましたけどねw

そこから暴露大会になります。
桐乃は黒猫にデートのマニュアル本を貸してあげていたことも判明しますが、
どうやら桐乃は7巻のときに京介が本と違う行動をとったら怒っていたみたいです。
それを踏まえて7巻を読み直すと、桐乃がとても可愛いですwww

暴露大会の後、とうとう桐乃は、京介が誰かと付き合うのは嫌だと本音を口にします。

桐乃の気持ちを知ってもなお、自分を選んでくれるのかと黒猫は質問しますが、
答えようとした京介を『その続きを口にしたら、私は死ぬわよ』と止めますwww

そして、気絶してしまった黒猫を温泉宿に運び入れると、目を覚ました黒猫は、
引っ越し先は千葉県松戸市だと2人に告げました。
確かに遠くなりますが、
転校しなくても今まで通りの高校に通えそうなくらいの距離です。

ちなみに麻奈美は最初から、
桐乃のことが原因で上手くいかなくなるだろうと推測していたみたいです。

京介と別れたからと言って、黒猫は京介を諦めたわけではなく、
『運命の記述』には新たに、黒猫を出迎える桐乃と京介、という絵が追加されていました。

というあらすじなのですが、やっぱり黒猫を転校させちゃったのは、
このままだと黒猫が1人勝ちすぎて物語として面白くないからとか、
そういう理由なんでしょうか。

〈俺の妹がこんなに可愛いわけがないシリーズの記事リンク〉
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伏見つかさ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑦」のネタバレ解説

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈7〉 (電撃文庫)



「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」7巻のネタバレ解説です。
この7巻は、京介にとっての、高校3年生の夏休みの話がずっと続きます。

6巻は桐乃が京介に「あんた、彼氏になってよ」という衝撃のセリフで終わりましたが、
実はそれは「彼氏のふりをしてほしい」という意味でした。
あんなに気になるセリフで引っ張っておきながら、こんなオチでした。

桐乃の所属しているモデル事務所の社長の藤真美咲さんが桐乃を
ヨーロッパにある本社へ桐乃を連れて行こうとしており、それを断るために桐乃は、
彼氏との時間を大切にしたいから、と嘘をついてしまったのでした。

前から思っていたんですけど、桐乃って結構嘘つきですよね……。

京介は赤城京介と偽名を名乗り、美咲さんに明日はデートだと嘘をつきました。
すると、桐乃のモデル友達から美咲さんがデートを監視に来るという情報が入ってきて、
本当にデートすることになってしまいました。

翌日。待ち合わせ場所に来た桐乃は、京介のことを「京介」と呼ぶと言います。
今まで桐乃は京介のことを「あんた」とか「あいつ」というふうにしか呼んでいなかったので、
違和感がありますね。
ちなみに、この嘘デート以降も桐乃は「京介」と呼び続けています。

さて、肝心のデートですが、桐乃は京介にエスコートさせたがりますが、
その内容にいちいち文句をつけてきます。
しかし、昔に比べれば桐乃も丸くなったので、まだ可愛く見えます。

デート開始直後に、2人は麻奈美と遭遇します。
その後、エロゲーの選択肢を参考にして映画を見た2人はフルーツパーラーへ行きますが、
そこで加奈子とブリジットちゃんと出会います。

最初はそこそこ機嫌のよかった桐乃ですが、
加奈子から「恋人って感じじゃなくね?」と言われたのを皮切りに、不機嫌になってしまいます。

ゲームセンターへ行き、ツーショットのプリクラを撮って出ると、そこには黒猫がいました。

さっきから思ってましたけど、いくら地元とはいえエンカウント率高すぎですね。
黄金の爪を取った直後並みです。

自宅に帰り、またしても些細なことで口喧嘩になってしまった2人ですが、
桐乃は京介にプリクラを投げつけ、
「もういい。次からは、本当の彼氏に頼むから」と衝撃的なことを言います。

第2章になり、あやせの家にお呼ばれした京介でしたが、部屋に入るなり手錠をかけられてしまいます。
あやせと手錠。似合いすぎです……。

混乱する京介に、あやせは例の桐乃と撮ったプリクラを見せつけました。
麻奈美があやせにデートのことを報告していたのです。

開き直った京介は、桐乃に彼氏がいるのかという話題を振ります。
その際、桐乃の好みは3つ以上年上だとあやせに告げると、あやせは思わせぶりに京介を見ます。
ちなみに、京介と桐乃の年齢差も3つなんですが……京介は気付いていないみたいです。

翌日、ゲーム研究会の部室に顔を出した京介は、部長の三浦が臭いことにショック受けます。
部屋の空気を入れ替えた後、三浦は、夏コミの2日目にゲー研のサークル参加決定を告げました。

京介は黒猫と一緒に下校した後、沙織に3日目に一緒に行こうと誘います。
家に帰ると、今瀬奈の部屋のクローゼットに隠れているというメールが届きます。
しかも、数分後に見つかってしまいました……。
もうあの兄妹は色々とおかしすぎますね。

帰宅した桐乃に、本当に彼氏がいるのかと問い質すと、「今度紹介してあげよっか?」と言われます。

その2日後、京介、桐乃、黒猫、沙織の4人は、3日目にサークル参加する黒猫の同人誌に、
自分たちも寄稿するという計画を立てました。

他の3人はまともなアイデアを出しましたが、
京介は何と……マスケラのコスプレ写真を載せると言い出しました。
うっわあ……という感じです。
もう京介、完全にオタクですよね。しかも、明らかに間違った方向性の……。

さて、いよいよコミケ当日ですが、2日目のゲーム研究会の話はカットされ、
いきなり3日目の話になります。

黒猫は桐乃に見立ててもらった白いワンピース姿で現れます。
まあ、桐乃のことですから、実はそれはエロゲヒロインの格好をさせていたんですけど、
とても似合っており、京介から「白猫」などと呼ばれて喜んでいました。

沙織が挨拶回りに行くと、フェイトさんが登場します。
フェイトさんは同人ゴロになっていたり、桐乃に借りたお金をFXで溶かしてしまったりと、
人間のクズっぷりに拍車がかかっていました。
アニメ版ではフェイトさんの設定が改変されていますから、
このシーンは間違いなくカットされるでしょう。

いよいよ一般の入場が始まりましたが、50部しか刷っていない同人誌はなかなか捌けません。
そこへ、瀬奈たちゲーム研究会のメンバーが集まってきました。
みんなは盛り上がりますが、桐乃だけが1巻のオフ会のような状況になっていました。
見かねた黒猫が京介に教え、瀬奈に頼んで買っておいてもらったメルルの同人誌を桐乃に渡した後、
桐乃は自己紹介をし、何とか溶け込むことができました。
桐乃は瀬奈と意気投合し、「せなちー」などと呼び始めます。

ところで真鍋くんは、三浦に借りた姉もののエロゲーを姉に見つかってしまったのだそうです。
そこで、男女を逆転させた高坂家の解決法(1巻の冒頭)を真鍋くんに伝授しますが、
ドン引きされます。そりゃそうです。

黒猫たちの同人誌も無事に(黒猫にとっては初めて)完売し、みんなでブースを見て回ることにします。
そこで、1巻のオフ会に登場したメイドであり、
2巻の夏コミで京介と桐乃をモデルにした同人誌を作ると言っていた女性と出会います。
多分ですが、この女性の名前は星野きららで、メルルの声優の星野くららの姉じゃないかと思います。

4章になってもまだコミケの話が続きます。
EBSというサークルに行った京介たちは、そこで御鏡光輝というイケメンと出会います。
水鏡は桐乃と同じ事務所に所属するモデルであり、デザイナーでもあり、
重度のオタクなのですがまだオタク友達がいないという……とにかく濃いキャラです。

翌日。ゲーム研究会の集まりの帰りに、京介と黒猫は一緒に帰りました。
その途中、黒猫は京介に誘導される形で、京介のことを
「好きよ……。あなたの妹が、あなたのことを好きな気持ちに、負けないくらい」
と言います。

これ、もう愛の告白も同然だと思うんですけど、桐乃が玄関前でその話を聞いた(?)ため、
話の流れが途切れてしまいます。
その後の桐乃は機嫌が悪くなり、京介、黒猫、沙織たちに向かって、
「あたし、御鏡さんと付き合ってるから」「もう、キスもしたし」
と爆弾発言をします。

すると黒猫は、「莫迦なお子様には付き合っていられないから」と帰ってしまいます。
さらに京介と桐乃は口論になり、桐乃も飛び出してしまいます。
後に残された沙織が可哀想ですが、沙織は気丈にも京介を激励します。

そして、8月17日。
桐乃は「御鏡を家に連れてきました。
京介の母親の佳乃ははしゃいでいますが、大介はむくれてしまい、部屋に閉じこもってしまいます。

一方、京介も御鏡に絡み、桐乃に平手打ちされます。
京介は大介のところへ逃げていきます。
大介と御鏡に関する話をしますが、このときの子どもみたいに拗ねている大介が可愛いですw

京介は御鏡のところへ戻り、「お前に桐乃はやらん」などと、シスコン全開なことを言います。
またしても桐乃がキレ、京介を何度も殴ります。
そして――御鏡と付き合っているというのは嘘であり、キスもしていない、と白状しました。

桐乃は京介に、あることに気付いてほしくて、御鏡に彼氏の振りを頼んでいたのです。

何に気付いてほしかったのか、泣いている桐乃は結局言わなかったのですが……、
まあ、想像がつきますよね。
京介は気付いていない可能性もありますがwww

ところで、この後あやせに電話をし、2章であやせが持っていたプリクラは、
桐乃のものなのではないかと仄めかされます。

そしてさらに巻末では、黒猫がとうとう、京介に本気の告白をします。
『私と付き合ってください』
と。そして、
『この告白から数日後――
  俺と黒猫は、恋人になった。』
という衝撃の地の文で、8巻に引っ張ることになりました。

ちなみに、わざわざ『恋人になった』と結果まで書いているのは、
前巻の『彼氏になってよ』という言葉が彼氏のふりをしてほしいという意味に過ぎなかったので、
そういうのではなくちゃんとした告白だ、というのを印象づけるためだったのでしょうね。

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